「日本便往復4000円」の衝撃
「日本便往復4000円」の衝撃
2010年7月14日 日経ビジネスONLINE
詳細は、リンクを参照して下さい。
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日中間の往復航空券が4000円――。
「“円”ではなく“元”(1元=約13円)
の間違いでは?」と思う方もいるだろう。
だが紛れもなく「円」である。
最近では韓国系LCC(格安航空会社)など
の1万円台の国際線航空券も出ているが、
さらにケタ違いの価格破壊の波が中国から
押し寄せようとしている。
その主役は上海市に本社を構える中国発の
LCC、春秋航空だ。
同社はこの6月、茨城空港への就航を発表。
7月中に上海浦東国際空港との間で
チャーター便を飛ばし、日中両方の航空当局
の審査などをクリアしたうえで10月までの
「上海~茨城間」の定期便開設を目指す。
2005年に営業を始めた春秋航空にとって、
茨城線が初の国際便。
創業者、王正華董事長は「約半年間の交渉
では難局もあったが、安い値段でなるべく
多く利用してもらいたいという考え方で、
茨城県の橋本(昌)知事と意気投合した。
茨城空港を利用する航空会社が少ない
のも好都合だった」と話す。
茨城線も当面は日中双方のツアー需要が
中心となる見込み。
そのうち約4割は、日本から中国への
観光客を見込む。
日本の利用者に対しても、まずはツアー
で利用してもらって認知度を高め、徐々に
出張ビジネスパーソンも含めた個人の割合を
高めたい考えだ。
王董事長は「LCCの台頭によって、消費者
がパソコンの前で少しでも安いチケットを
確保しようとするのが普通になった。
日本でも同様に低価格チケットのブームが
起こるはず」と断言する。
3年前から海外進出を計画してきた春秋
航空にとって、日本は最大のターゲット。
同社が保有するA320が飛行可能な「5時間
圏内」に入る候補地は茨城以外にも数多く
ある。この7月から実施された日本への観光
ビザの取得条件緩和がもたらすであろう日本
への旅行ブームも大きな追い風になる。
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すごいですね。
往復で4000円とは、正に価格破壊。
本当にうまく行くのでしょうか?
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