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2010年6月11日 (金)

羊膜嚢が心筋修復の新たな幹細胞源となる可能性

羊膜嚢が心筋修復の新たな幹細胞源となる
可能性

(HealthDay News 5月28日)

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 胎児を包む羊膜嚢の幹細胞がいつの日か、
心筋梗塞による損傷修復に用いられる可能性
が、慶応義塾大学医学部(東京)心臓病先進
治療学講座講師の三好俊一郎氏らによって
報告された。

 三好氏は「この研究は現時点ではまだ動物
段階だが、心疾患だけでなく多くの他の疾患
を治療するための議論の余地のない幹細胞源
の可能性を提起している。
 これらの細胞は全身性エリテマトーデス
(SLA)や関節リウマチなど自己免疫疾患の
治療に使用されると思われる」と述べて
いる。
 羊膜嚢は通常、分娩後に廃棄される。

 三好氏は「現在、ブタモデルを用いた実験
を実施しており、結果が良ければ、直ちに
臨床試験を行う予定である。
 羊膜の細胞は、骨髄や脂肪など他の部位
の幹細胞よりもはるかに心筋細胞に転換
しやすい。
 この細胞の免疫学的中立性は非常に魅力的
または神秘的である」と述べている。
 研究結果は、医学誌「Circulation
Research」オンライン版に5月28日掲載された。
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>羊膜の細胞は、骨髄や脂肪など他の部位の
>幹細胞よりもはるかに心筋細胞に転換
>しやすい。この細胞の免疫学的中立性は
>非常に魅力的または神秘的である」
と言っています。

生命誕生に近い部分の細胞というものは
何か特殊なものを持っているのでしょうか?
不思議ですね。

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