新型インフルエンザの変異型を発見
新型インフルエンザの変異型を発見
June 18, 2010
National Geographic News
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
昨年流行したH1N1新型インフルエンザ
ウイルスがブタの体内に1年以上潜伏し、
遺伝子レベルで大きな変化を遂げていたこと
が最新の研究で明らかになった。
香港の食肉処理場でブタが保有する
インフルエンザウイルスを分析したところ、
2009年に世界的に大流行した致死性H1N1
ウイルスの遺伝子断片を内包していた
という。
新たに確認された「遺伝子混合」ウイルス
(2010年型H1N1)は、幸いにも人類の脅威
にはならないようだ。
しかし今回の発見で生じた不安は拭い
きれない。
他の地域でも、2009年型H1N1ウイルスが
動物を宿主として遺伝的変異を遂げている
可能性があるからだ。
このため同氏は、人に感染する可能性が
ある新ウイルスを特定するためにも、
世界的な豚の調査を拡充するよう提唱して
いる。
---------------------------------------
恐ろしいです。
幸いにして今回のものは、無害に近いらしい
ですが、いつどこで、人類にとって危険な
ウイルス変異が起こるのかわからない。
発生してからではなく、発生前に調査する
のが理想ですね。サンプリング調査くらい
できないものでしょうか?
| 固定リンク
「医療関連ニュース」カテゴリの記事
- iPS細胞由来の免疫キラーT細胞を用いることで悪性リンパ腫の治癒に成功〜難治性NK細胞リンパ腫に対する新規細胞治療法へ期待〜 (2019.10.14)
- 炎症反応を強力に抑える活性イオウ誘導体の開発に成功(2019.04.16)
- 皆保険制度の国で在住外国人に健康格差の懸念 ~ 富裕層対象の医療政策導入で悪化の恐れ日本人医師グループが英医学誌で注意を促す ~(2019.03.13)
- 脳腫瘍に対するウイルス療法の医師主導治験で高い治療効果を確認―日本初のがん治療ウイルス薬の製造販売承認申請へ―(2019.02.18)
- 国内初の医師向けオンライン診療手引書が完成 -安全で質の高い遠隔医療の普及に向けて-(2019.01.13)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント