治療成績ビリになっても、がん難民つくらない 国立がん研究センターが使命公表
治療成績ビリになっても、がん難民つくら
ない 国立がん研究センターが使命公表
2010年6月10日 ロハス・メディカル
詳細は、リンクを参照して下さい。
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4月に独立行政法人化された国立がん研究
センターが10日、理念と使命を公表した。
8つ策定した使命の冒頭に「がん難民を
つくらない」が掲げられた。
公表の席で、嘉山孝正・理事長(写真左
から3人目)は「治療成績が全国ビリに
なっても構わない。
がんセンターにしかできない難しい患者
さんの治療をやっていく」と述べた。
(川口恭)
治療成績が全国ビリでも構わない、と。
それは、がんセンターにしかできない患者
さんを治療するから。
各都道府県のがん拠点病院は標準的治療を
きちんとやる。
それでも治らない場合には、がんセンター
が引き受けますよ、ということを掲げる。
難治性がん、再発がんは、がんセンター
でやるので、その代わりに新しい薬を
使ったりするから、国民の皆さんにも、その
支援はお願いしたい」と述べた。
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すばらしい!
応援したい。
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コメント
本当に期待します。
先月、知り合いのご家族が癌でなくなりました。
国立がん研究センター東病院にもセカンドオピニオンで訪れましたが・・・
癌の中でも非常に厳しいタイプでしたが、ガン難民は無くして欲しいと思います。
投稿: H!ro^^ | 2010年6月17日 (木) 13時02分
きちんとした受け入れ基準を作って公開し、透明化する必要があると思います。
そうして初めて拠点病院との協力も上手くいくでしょうし、患者も迷わなくて済む。
理想論に終わらせることなく、具体的に進めて頂きたいと思います。
期待しています。
投稿: haredasu | 2010年6月19日 (土) 09時52分