さくらインターネット、クラウドコンピューティングに特化した国内最大級の郊外型大規模データセンターを北海道石狩市に建設
さくらインターネット、クラウドコンピュー
ティングに特化した国内最大級の郊外型
大規模データセンターを北海道石狩市に建設
~PUE1.11を実現し日本のITコストを世界
標準へ~
2010年6月21日
さくらインターネット株式会社
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
国内最大級のバックボーンネットワークを
有しインターネットデータセンター事業を
運営するさくらインターネット株式会社
(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:
田中 邦裕)は、クラウドコンピューティ
ングに最適化した郊外型大規模データセンタ
ーを北海道石狩市に建設することを決定いた
しました。
竣工時期は2011年秋を予定しています。
海外で先進的な大規模データセンターが
次々と建設され、日本では遅々として建設が
進まない最大の理由は、データセンターを
建てる主体の違いであるといえます。
海外においては、GoogleやAmazonといった
データセンター利用者が、自社サービスに
最適化したデータセンターを自ら建設して
いる一方、日本における建設主体は通信事業
者やシステムインテグレーターなどであり、
利用者そのものが大規模なデータセンターを
建てるケースは皆無です。
そのため、日本のデータセンターはどの
ような用途にも対応できる最大公約数の
スペックで、都市型や都市近郊の立地で
作られる場合がほとんどとなってしまって
おり、海外のデータセンターと比較して
高コスト、低効率となる理由となって
います。
当社は、このクラウドコンピューティング
へのパラダイムシフトと、日本においては
クラウドに最適化されたデータセンターが
存在しない事実を大きなビジネスチャンス
と判断し、自社サービスに最適化した国内
最大級の郊外型大規模データセンターを、
外気を活用可能な寒冷地である北海道石狩市
に建設することといたしました。
今回の建設計画は、データセンター事業者
であり、同時にホスティング事業者という
意味でデータセンター利用者でもある当社の
強み、独自性があってはじめて実現可能と
なりました。
東京23区内にデータセンターを作った場合
と比較して、今回の石狩モデルのコストは
半分以下となることを想定しています。
インフラにおける日本のITコストを一気に
世界標準にまで押し下げるとともに、クラ
ウドにおける競争優位性を確立します。
---------------------------------------
>郊外型の立地でスケールメリットを出す
>とともに、北海道という寒冷地での外気
>冷房を導入することで低コストを実現する。
納得です。
データセンタの省電力化は必須です。
今回は、北海道ですが、どの程度の条件が
最適なのでしょう?
ご参考までに、Googleの動きです。
「Googleデータセンターはエアコン無し?!」
しっかりしないと負けそうですね。
スマートグリッドにも熱心ですし、
| 固定リンク
「社会関連ニュース」カテゴリの記事
- 東北大学発ベンチャー「スピンセンシングファクトリー株式会社」設立~世界初の小型・軽量で超高感度な磁気センサーを開発、提供~高度医療診断からインフラの監視まで(2019.02.08)
- 自分で自分の首を絞める高齢者差別(2017.08.18)
- 獣医学部新設問題に思う 獣医師は足りているのか?(2017.08.15)
- 初期費用ゼロで省エネ冷蔵庫に買い替え~節約した毎月の電気代で、約7年で購入費を完済~(2017.02.24)
- オプジーボ 「高いのは日本だけ」(2016.10.07)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント