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2010年6月21日 (月)

iPadを買って、使って、考えた 電子書籍に保守的な日本出版業の未来

iPadを買って、使って、考えた 電子書籍に
保守的な日本出版業の未来

神戸大学大学院経営学研究科教授 加登豊
2010年6月21日 DIAMOND online

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 その場で、私は一つの提案をした。
 「電子書籍にしてくれるなら、短期間で
書き上げますよ」。
 返事を待った。彼の返答は、予想はして
いたものの、私の期待を裏切るものだった。

 「業界でも、電子書籍に対して、どう対処
するか検討を始めています」。
 つまり、いますぐ、電子書籍を出版する
ことはできず、業界や書籍購入者の動向を
確かめながら、しかるべきときに判断を
くだすということだ。
 この考え方は、もっともらしいが、
そこには先行き不安な業界にいる出版の
戦略はない。

 私が編集者なら、経営学研究者として
著名な研究者に対して、「印税率を5倍に
するので、我が社から電子書籍を出版
しないか」と申し出て、研究者の囲い込み
を行うとともに、経営学の良書はすべて
電子書籍として出版する。
 経営学の良書は、電子書籍でしか読めない
状況を作り出すのである。

 また、有望な若手研究者の著書の電子書籍
化にも取り組むだろう。
 このような動きが、様々なジャンルで
進めば、出版社と書店のビジネスを根幹で
支えている再販価格維持制度は、あっけなく
崩壊するだろう。
 紙ベースの本は、2級品となるからである。
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しごくごもっともな話だと思います。
日本はいずれ取り残されるでしょう。

出版業界の戦略は?
戦略は無く、様子見のみ。

世界の動きは?
見ているのでしょうか?

後手、後手では手遅れになり、
手遅れは、致命的です。

再販価格維持制度もそう、コピーワンスも
そう。頭かたくないですか?

狭い自分の利益のみにしがみついている状態
では、何も見えず、気づいた時には、もう
手遅れ状態。
となりそうな気がします。

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コメント

たまたま昨日、ラスト・メッセージを出版した会社から、電子書籍の話が来たんです。著者も悩むところです。

投稿: 小笹優子 | 2010年6月21日 (月) 17時28分

そうですか?
日本の出版業界も危機感を持っているのですね。
思っていたよりも動きは早いのかも知れません。

好き嫌いとは別に世の中の流れというものがあります。
いかにその流れを読むか? しかも流れが決定的になる前に!

すごく難しい。悩むところだと思います。

流れには逆らえません。ただ受けいけるのみです。
私の感覚では、電子書籍への流れは確実に増加します。
電子書籍だけになるとは思いませんが、比率は確実に増加
するでしょう。
そのことは、認識しておかないとと、思うのです。

投稿: haredasu | 2010年6月23日 (水) 11時17分

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