ダメな“ユーザー企業”を叱る! 第29回 現状追従のIT活用では医療機関に未来はない
ダメな“ユーザー企業”を叱る!
第29回 現状追従のIT活用では医療機関に
未来はない
[2010/06/07] IT Pro
詳細は、リンクを参照して下さい。
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野村総合研究所(NRI)で“システム屋”
として勤務していた私は、日本代表とでも
言うべき意気込みで単身乗り込みました。
何か1つ質問しようと思い立ち、ある
発表者に向かって「そのモデルはB2C
(ビジネス・トゥー・コンシューマー=法人
対消費者のサービス)ですか、それとも
B2B2E(ビジネス・トゥー・ビジネス・トゥ
・エンプロイー=法人対法人対従業員の
サービス)ですか?」と聞いてしまいました。
発表者は瞬間湯沸かし器のように顔を赤く
して、私を怒鳴りつけるように言いました。
「そんなことはどうでもいい。
我々は社会を変えるために考えているので
あって、どのモデルがいいとかは関係がない。
そんなことは評論家が後から言っている
だけの話だ」と。正論でした。
この時以来、情報システムを企画する
時は、細かなモデルにこだわるのではなく、
社会や組織を変えるという視点で考える
ようになりました。
こうした視点は、公的サービス機関で
情報化を考える立場では企業以上に重要
だと思います。
医療改革は事実を基に進めるべき
医療機関版POSがなぜできない?
例えばある地域で、主要な医療機関の
データをすべて集約すれば、地域住民の
医療に対する需要と、地域の医療資源
(医師、ベッド、検査機器など)が提供する
供給が合っているかどうかを検証することが
可能になるはずです。
地域内で、循環器科の医師や検査機器が
東の方に偏っているが、患者はむしろ西の方
に偏っており、長い距離を移動して受診して
いる、といったことが詳細な事実データを
もとに検証することができるはずです。
これは言わば、医療機関版のPOS(販売
時点情報管理)レジのようなイメージです。
小売業などは当たり前に実践しており、
医療機関でも記録している診療データを
使えば、すぐにでもできそうなことです。
何年たってもこのような基本的なことすら
実現できずに「できない理由」をもっとも
らしく聞かされてきたのが我々国民です。
私は1人の国民としても“システム屋”
としても、改革者の登場を望まずには
いられません。
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同感です。
なんでこんな基本的なことすらできて
いないのか?
と、問うてみる必要があると思います。
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