地下の水資源、“化石水”が枯渇する?
地下の水資源、“化石水”が枯渇する?
for National Geographic News
May 7, 2010
詳細は、リンクを参照して下さい。
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雨が少なく乾燥した地域では、「化石水」
が貴重な資源になっている。
化石水は地中に残存した海水が地下水と
なったもので、太古の昔に生成され、地下
の巨大な貯水場である帯水層に蓄積
されている。
しかし、化石燃料と同様に確かな埋蔵量
はわからないが、徐々に枯渇しつつある
という。
イギリスのオックスフォード大学の水文
地質学者マイク・エドマンド氏は、「限ら
れた地下資源を消耗している点では石炭や
石油と同じだ」と話す。
「掘り尽くせばそれで終わりとなる」。
化石水は水資源に乏しい多くの国々で
唯一の拠り所となっている。
例えばリビア国民の生活を支えている
のは、1950年代の石油探査中にサハラ砂漠
の地下で発見された7万5000年前の
帯水層だ。
地下水位が変動すると、地球の重力場が
わずかに変化するが、480キロ上空にある
GRACE衛星ならその変化を十分に検出できる。
衛星データをもとに水利用の地図を作成
したところ、インド北部の気がかりな状況が
判明したのだ。
NASAの研究の結果、人間の使用量は雨水の
供給量を超えており、地下水位は2002~2008
年に毎年平均30センチ低下していることが
わかったという。
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大変です。“化石水”という言い方は
知りませんでした。
人間の使用量は雨水の供給量を超えて
いるそうです。
雨が少なく乾燥した地域では、
水資源も枯渇という状況なのですね。
日本は、恵まれています。
中国も内陸では大変そうです。
争いなどやっている時代ではないような
気がします。
お互いに助け合わないといけないのでは?
軍事の為にお金を使わざるを得ないとは、
おかしな話しです。
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コメント
私もそう思います。お互いに助け合わなくてはいけないのに軍事費のためにお金を使うのは、おかしな話です。ところで「化石水」ですが日本にもありますよ。静岡県相良町の相良油田(戦時中まで採掘されていた太平洋岸唯一の油田)の層から温泉が出ていてます。「相良子生まれ温泉」と言う温泉ですが茶褐色の色合いでちょっと塩辛い味がします。鉄分が多くて保温効果もばっちりです。3時間で500円で入れます。障害者であれば250円で入れますよ。東名高速 相良・牧ノ原インターから20分くらいです。オリバーは静岡県人なので週に一度くらい入浴にいきます。インターネットでも「相良子生まれ温泉」で検索できます。私の病気MJDにもいいと思って温泉にはよくいきます。他にも静岡にはたくさんの安い値段で入れる秘湯があるのでもし良ければ紹介しますよ。
投稿: オリバー | 2010年5月11日 (火) 07時28分
オリバーさん
情報ありがとうございます。
石油が出ていたところから温泉が、成る程。
なかなか良さそうですが、私が住んでいる福島県郡山市
からは、遠いですね。
週に一度ですか、リラックスするのに良いところのようで、
機会があったら行ってみようと思います。
投稿: haredasu | 2010年5月11日 (火) 17時55分