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2010年5月 3日 (月)

おっぱいの奇跡。母乳に含まれる物質が40種類以上のガン細胞を殺すことができると判明

おっぱいの奇跡。
母乳に含まれる物質が40種類以上の
ガン細胞を殺すことができると判明

2010年04月21日 Digital Magazine

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 これをおっぱいの奇跡と言わずしてなんと
言おう。
 スウェーデンのルンド大学とヨーテボリ
大学による調査の結果、母乳に含まれる物質
がガン細胞を殺すことができると判明した。

 この母乳に含まれる特別な物質『HAMLET
(Human Alpha-lactalbumin Made LEthal
to Tumour cells)』は、数年前にとある
研究者が母乳の抗菌作用を調べている時に
偶然発見したものだ。

 『HAMLET』はタンパク質と母乳内に含ま
れる脂肪酸からなる物質だが、母乳単体から
は生成されず、赤ちゃんの胃の中に母乳が
入ることによってできるとみられている。

 そして研究では、この『HAMLET』が皮膚
ガンを始め、粘膜ガンや脳腫瘍などの40種類
以上のガン細胞を殺すことが発見された。
 さらに重要なことは、この『HAMLET』は
健康な細胞を傷つけずガン細胞だけを殺す
ということだ。
 まさに夢のような物質である。

 ヨーテボリ大学では現在、『HAMLET』を
ガン細胞に作用させる方法を調べている。
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人の仕組みは本当に良くできていますね。

>赤ちゃんの胃の中に母乳が入ることに
>よってできる

>健康な細胞を傷つけずガン細胞だけを殺す

『HAMLET』は癌を識別できるということ
ですよね。

どうやって識別しているのか?
どうして癌を殺すことができるのか?
興味が湧いてきます。

研究が進んで、実際の臨床の場で
効果を発揮できるようになれば、
それこそ、夢のような話しになるの
ですが、癌は多様です。

結果は?
進展は?

期待しています。

ニュースソース
医学処 -医学の総合案内所-

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