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2010年4月21日 (水)

皮膚・骨髄に新万能細胞 再生医療へ活用期待 東北大

皮膚・骨髄に新万能細胞 再生医療へ
活用期待 東北大

2010年04月20日 河北新報社

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 人の皮膚や骨髄などの中に、さまざまな
組織や臓器に成長する能力を持つ新たな
「多能性幹細胞」があることを、東北大大学
院医学系研究科の出沢真理教授(再生医学
・幹細胞生物学)らの研究グループが19日、
明らかにした。

 もともと体内にある上、遺伝子操作などの
必要がなく、自らの細胞を使った新たな再生
医療の実現が期待されるという。
 成果は19日付の米科学アカデミー紀要に
発表された。

 多能性幹細胞は一般に万能細胞とも
呼ばれる。

 これまで胚(はい)性幹細胞(ES細胞)、
新型万能細胞(iPS細胞)が知られている。

 研究グループが発見した細胞は第3の
多能性幹細胞で「Muse(ミューズ)細胞」
と名付けられた。

 ES細胞やiPS細胞の作製には遺伝子
操作などの人工的な操作が必要で、過剰に
増えて腫瘍(しゅよう)化するなどの課題
があった。
 Muse細胞にはこれらの問題はない
という。

 すべての細胞に分化するかどうかは、
これからの研究になる。
 出沢教授は「ES細胞やiPS細胞に
取って代わるものではないが、生体内にある
という性質を利用すれば今後、自己細胞治療
などさまざまな利用方法が出てくるだろう」
と話している。
 出沢教授は京都大大学院医学研究科准教授
などを経て、2008年から現職。

<あり得る研究結果/幹細胞に詳しい須田
年生慶応大教授の話>
 体の中には多方向に分化する細胞がある
という報告は過去にもあり、今回の研究結果
もあり得ることだと思う。
 ほかの研究者も再現することができて
広く普及すれば、(新型万能細胞の)
iPS細胞に近づくかもしれない。
 しかし過去の研究でも、作製効率が低く
培養が難しいなどの課題があり、進展しな
かった。
 あまりにも培養技術が難しければ普及
しない危惧(きぐ)がある。
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第3の多能性幹細胞「Muse(ミューズ)
細胞」

まだまだ実用化は先という感じが
しますが、新しい可能性に期待。
というところです。

関連記事
皮膚や骨髄に新万能「多能性幹細胞」
発見、再生治療に新たな道-東北
・京大グループ

2010年4月20日 財経新聞

骨髄や皮膚から多能性幹細胞 
再生医療に新たな可能性

2010年4月20日 朝日新聞

となってます。
京大グループもからんでいるのかな?

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