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2010年4月28日 (水)

【隠れた世界企業】和傘の技術、欧州を照らす

【隠れた世界企業】和傘の技術、欧州を照らす
日吉屋(京都市、和傘・照明製造)

時事深層
2010年4月28日 日経ビジネスONLINE

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 一時は廃業の際まで追い込まれた和傘屋が、
海外で復活の道を歩む。
 創業から約150年積み上げてきた伝統の
技術を、照明に展開する決断が奏功する。

  「伝統は革新の連続」が持論の5代目が、
老舗ベンチャーとして世界に挑む。

 今年4月11~16日にドイツのフランクフルト
で開催された照明・電気の大規模見本市
「Light+Building」。

 その会場には、日吉屋の西堀耕太郎社長が
奮闘する姿があった。

 だが西堀社長が世界中から集まった
バイヤーに説明していた製品は、和傘
ではない。

 「古都里-KOTORI-」というブランド名を
つけた照明器具を懸命に売り込んで
いたのだ。

 日吉屋が照明に取り組み始めたのは2005年。
 最初は和傘の中に電球を入れたものを発表
したが、受注に結びつかなかった。

 傘の形の民芸品のような照明を使うシーン
は、現代の生活の中でほとんどなかった
ためだ。
 「作り手の思いで突っ走り、消費者を
見ていなかった」と西堀社長は振り返る。

 そこで2006年12月、日吉屋は外部
デザイナーや照明メーカーと共同開発した
古都里を発売する。
 和傘職人の常識にはなかった傘の上部を
開く斬新な構造を採用し、円筒形のランプ
シェードを実現した。
 伝統と革新的なデザインの組み合わせは
国内メディアでも話題になった

 だが、こうしたニッチ商品で事業を成立
させるには、国内のみでは市場が小さ
過ぎた。
 年間に見込める販売数量は、1000個程度。
 古都里の単価は約2万円からで、これだけ
では職人を養っていくのは難しい。

 だが同様の事業を10カ国で展開できれば
事業は十分に成り立つ、と西堀社長は
考えた。
 「海外に出る以外に、我々のようなニッチ
企業には生き残るすべがなかった」と説明
する。

 西堀社長は「伝統とは革新の連続」と
持論を述べる。
 実際、傘の歴史も革新の連続という。
 もともと、傘は魔よけの目的で貴人に
差しかけた天蓋が、日本に入ってきて雨よけ
に使われるようになった。
 現在の形に落ち着いたのは江戸時代の
こととされる。

 そして今、和傘は日吉屋の手で照明へと
形を大きく変えようとしている。
 日吉屋は新たに和傘の構造は生かし
ながら、素材を竹から金属へと変更した
新たな照明器具を開発した。
 和の世界とモダンなデザインを融合させ、
欧州に加えて米国にも売り込みを図る。

 日吉屋の最年長は西堀社長の35歳。
 社員の平均年齢は20代となった。
 現状に安住せず、新領域を開拓し続ける
ことで伝統を守る。
 そこに「老舗ベンチャー」としての日吉屋
の未来が、照らし出されている。
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素晴らしい。

よく和傘から照明器具へと、思い切った
方向転換ができたと関心します。

確かに、「伝統とは革新の連続」だと
思います。

旧態依然としていては、すたれるだけです。
閉鎖的であってもいけません。
柔軟に、新しい考えを積極的に採り入れて、
前向きに、勇気を持って海外でも、どこにでも
出て行かなくてはいけません。

それが出来るのは、
新しいものを生み出せるのは、
若い力です。

現状に安住せず、新領域を開拓し続ける
ことで伝統を守る。
そこに「老舗ベンチャー」としての日吉屋
の未来がある。

そう思います。がんばれ、日吉屋!

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