奇怪な深海魚:ニシアンコウ
奇怪な深海魚:ニシアンコウ
National Geographic News
April 22, 2010
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新たに捕獲されたニシアンコウ(学名:
Lophius piscatorius)の仲間。
見た目は食欲をそそらないかもしれないが、
シーフード好きからは珍重される魚だ。
デンマーク自然史博物館のピーター
・メラー氏によると、今後、グリーンランド
で水揚げされて美食家の食卓を飾るように
なるという。
グリーンランドの漁師にとってニシ
アンコウは滅多に揚がらない魚種で、
一帯の海温上昇に乗じて北上して来た
ようだ。
キュウリエソ、ホワイティング、
ブラックベリーローズフィッシュ、
スネークパイプフィッシュなど、比較的
浅い海に生息する種も続々と登場
している。
「ニシアンコウは高価で、人気も高い」
とメラー氏は話す。
「今回の調査で新たに捕獲された魚類の
中で、漁業に対する影響度は一番だろう」。
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奇怪な姿です。
でも人は恐ろしい。
なんでも食べてしまう。
絶滅しないのかな?
心配ですね。
命の全てにとって公平な扱いをして欲しい。
過剰な保護も、過剰な捕獲も駄目。
人間も自然の一部なのです。
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