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2010年3月13日 (土)

vol 89 チーム医療 「医師以外の専門職に評価を」

vol 89 チーム医療 
「医師以外の専門職に評価を」

2010年3月8日 
MRIC by 医療ガバナンス学会

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 チーム医療では、一人の患者に複数の
医療専門職が連携して治療やケアに当たる。
 「患者中心の医療」をめざして、治療だけ
でなく生活の視点から療養を考えている
からだ。
 病院では、医師以外に、医療ソーシャル
ワーカーや作業療法士など、20余りの
医療専門職が働く。
 つまり、チーム医療の本来の目的は
「医師の業務負担削減」ではない。

 こういう表現が使われるのは、チーム医療
を支える医療専門職が軽視されているからだ。

 医療専門職は、かつて「医師の補助職」
として専門学校で養成されていた。
 だが、現在は大学や大学院でもコースが
あるほど高学歴になり、その専門性と
スキルは高い。
 さらに、患者と接する時間が長いため、
「医師と患者をつなぐ」「患者の心をケア
する」という共通の役割がある。
 だが、一般国民どころか、医療関係者
でさえ、互いにその専門性や仕事内容を
知らない。

 医療ソーシャルワーカーは患者の仕事や
家族など、闘病中の生活に密着した悩みに
ついて1日10~20件以上の無料相談を
受けている。
 相談者の心の中を整理し、問題解決に
向けての優先順位をつけ、行動方法や
発想の転換などを助言する。
 傾聴のスキルが高く、情報の幅が広い。

 しかし、病院にいる人数がとても少ない。

 「患者の心のケアの充実」がうたわれて
きたのに、その根本を支えている職種で
さえ、この40年間ほとんど知られて
いなかった。

 作業療法士も、全国の病院の6割が
「一人職場」だ。
 脳卒中の後遺症や精神的な疾患などに
対してリハビリをする。
 患者は自分で身体をコントロールできる
ようになると心を開く。
 自主的な行動力や社会適応能力を高め
られる。

 医療専門職を増やしたいという病院経営者
もいる。
 だが、診療報酬上の配置基準に明記され
ないと、病院収入に結びつかず、雇えない。
 医師さえ増えれば、国民の医療への信頼は
回復できるのか。
 そうではない。
 医療専門職が現場で専門性とスキルを
発揮し、長年の経験やノウハウを生かせて
いれば、医師はこれほど疲弊しなかった
のではないかと思う。
 医療専門職への再評価を強く期待する。
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同感です。
医療は、医師のみで成り立つものでは
ありません。

むしろ、医師より、医師以外の医療専門職
の方々の方が、患者に接する時間は長く、
患者にとって医師同様に重要である。

それなのに、評価が低いというのは問題と
思う。

医師の業務負担削減策としての「チーム医療」
という言い方にも違和感を感じます。

「チーム医療」には、異なった医療分野の
医師間との連携ということも含まれている
と思う。

真の意味での、「チーム医療」を一日も
はやく、実現して欲しいものです。

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