« エーザイがアルツハイマー病の治療薬として抗アミロイドβ(Aβ)抗体、BAN2401の臨床開発を開始 | トップページ | vol 89 チーム医療 「医師以外の専門職に評価を」 »

2010年3月13日 (土)

三菱ケミカルが描く「新炭素社会」(産業部記者 磯貝高行)

三菱ケミカルが描く「新炭素社会」
(産業部記者 磯貝高行)

2010-03-08 日経産業新聞online

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 「『低炭素社会』とか『脱・炭素社会』
という日本語は間違っている」

 「化学産業は炭素を加工して付加価値の
高い製品を作り出すいわば“練炭術”。
 リチウムイオン電池も太陽電池も
炭素繊維も、温暖化ガス排出削減につながる
イノベーションはすべて炭素を使った技術だ。
 英語では『Low carbon society』など
とは言わない。
 むしろ『新炭素社会』と言うべきでは
ないか」

 太陽電池では後発の三菱化学だが、
次世代の本命とされる「有機薄膜太陽電池」
の実用化にこのほどメドを付けた。
 有機薄膜とは軽量で折り曲げが可能な
ため、衣服や自動車の車体に張って使える。
 現在主流の太陽電池の原料であるシリコン
を使わず、炭素や窒素など地球上のどこに
でもある安価な有機材料を原料に使うので、
将来の製造コストがシリコン系の10分の1
程度になる。
 また光をエネルギーを電気に変える変換
効率の理論上の限界が36%とシリコン系の
29%より高い。

 三菱化学は東京大学と共同で変換効率で
世界最高レベルの7.4%を達成。
 電池の寿命も10年以上を実現した。

 「低炭素」や「脱・炭素」という言葉は
地球温暖化ガスの象徴である二酸化炭素
(CO2)の排出削減や化石燃料への依存
脱却をうたったものだ。
 しかし考えてみれば人間の体にも自然界
のほとんどの物質にも炭素は含まれ、日々
の生活や文明の進化には必要不可欠な元素
でもある。
 冒頭で小林社長の「脱・炭素という言葉
への違和感」を紹介した。
 これからは炭素をうまく活用する知恵が
地球温暖化にストップをかける技術や事業を
生み出し、強い企業を作り上げるのだろう。
---------------------------------------

シリコンを使わないというのは、良いですね。

まだ、効率はそれ程高くないように見えますが、
世界最高レベルとのこと、期待しています。

>これからは炭素をうまく活用する知恵が
>地球温暖化にストップをかける技術や
>事業を生み出し、強い企業を作り上げる
>のだろう。
そう思います。

|

« エーザイがアルツハイマー病の治療薬として抗アミロイドβ(Aβ)抗体、BAN2401の臨床開発を開始 | トップページ | vol 89 チーム医療 「医師以外の専門職に評価を」 »

地球温暖化関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

「脱炭素社会」という言葉は、やっぱり間違いだと思います。身近なところでは、釣り竿、ゴルフのクラブ、航空機の機体などには、ジュラルミンより軽くて強いカーボングラファイトが使われており、炭素繊維の技術は、日本は今のところ世界の中でトップクラスです。だから「新炭素社会」という考え方はとても大切だと思います。こういう考えを大切にしないと中国や韓国・あるいは、インドといった国々ににすぐ追い越されてしまいますよ。さて、三菱化学の新しい太陽電池フィルムがリーズナブルに提供されるといいですね。ただ、住宅の屋根用に使うためには、耐久性や電池寿命それから変換効率が気になるところです。安くてできるソーラーの家がほしいな。

投稿: オリバー | 2010年3月14日 (日) 18時02分

そうです。

炭素循環と言う言葉があるくらい、重要な要素です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%82%AD%E7%B4%A0%E5%BE%AA%E7%92%B0

確かに、まだまだ、寿命も、効率も今ひとつというところですね。

>安くてできるソーラーの家がほしいな。
私も欲しい。

投稿: haredasu | 2010年3月15日 (月) 10時19分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 三菱ケミカルが描く「新炭素社会」(産業部記者 磯貝高行):

« エーザイがアルツハイマー病の治療薬として抗アミロイドβ(Aβ)抗体、BAN2401の臨床開発を開始 | トップページ | vol 89 チーム医療 「医師以外の専門職に評価を」 »