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2010年3月 9日 (火)

宇宙ヨットが拓く次世代探査技術(科学技術部記者 小玉祥司)

宇宙ヨットが拓く次世代探査技術
(科学技術部記者 小玉祥司)

2010-03-05 日経産業新聞online

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 今年、太陽の光を帆に受けて進む
「宇宙ヨット」の実験機が日米で相次いで
打ち上げられる。
 燃料を使わずに宇宙を航行する
「宇宙ヨット」はそれ自体が魅力的だが、
次世代の宇宙探査機を見据えた様々な
新技術の実験が盛り込まれている。

 「今回のプロジェクトで、一気に世界を
2歩も3歩もリードできると思っている」。
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)で
小型ソーラー電力セイル実証機
「IKAROS(イカロス)」の
プロジェクトリーダーを務める森治助教は
力強く語る。

 イカロスは金星探査機「あかつき」と
ともにH2Aロケットで種子島宇宙センター
から5月18日に打ち上げられる予定。
 厚さ7.5マイクロ(マイクロは100万分の1)
メートルのポリイミド膜でできた差し渡し
20メートルの正方形の帆を広げ、太陽光の
力で金星を目指す。
 太陽光で探査機がきちんと航行できること
を確かめる目的ももちろんあるが、
「むしろ帆にはりつけた太陽電池のほうが
狙い」と森プロジェクトリーダーは
打ち明ける。
 火星よりずっと遠い木星などの探査機を
念頭に置いているからだ。

 イカロスは太陽光で航行するだけでなく、
帆にはりつけた薄膜太陽電池が作る電力で
イオンエンジンを動かすなどする。
 今回は既存の薄膜太陽電池を
はりつけたが、将来、本格的な探査機に
利用するときは帆に直接、薄膜太陽電池を
印刷して一層軽量化することも可能になる。


 「帆を広げるのが一番難しい。
 これが成功すれば、イカロスは成功」と
森プロジェクトリーダー。

 いくつもの新技術が盛り込まれたイカロス
だが「計画当初は、もっと多くの試みを
取り込もうと考えていた」と森プロジェクト
リーダーは話す。
 例えば木星近くの低温でも着火しやすい
エンジンや、エンジンと共通の燃料を使う
燃料電池もその1つ。
 こうした新技術も次のステップでは
とりこんでいきたい考えだ。

 宇宙ヨットの概念は100年前からあり、
これまでにも米国が試みるなどしたが、
まだ成功していない。
 イカロスが成功すれば、世界初の宇宙
ヨットになる。
 英国のSF作家、アーサー・C
・クラークは短編「太陽からの風」で地球
の衛星軌道から月へ向かう宇宙の
ヨットレースを描いた。
 将来、こうした宇宙ヨットレースが実現
すれば、イカロスはその先駆者として記憶
されることになるかもしれない。
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夢のある話しで良いですね。
私などは、期待してしまいます。

どうか予算は、削らないでください。

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