「生物多様性の経済学」 開発進む保全のための経済的手法
「生物多様性の経済学」 開発進む保全
のための経済的手法
2010年03月26日 ECO JAPANリポート
詳細は、リンクを参照して下さい。
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生物多様性版スターンレビューと呼ばれる
報告書「生態系と生物多様性の経済学
(TEEB)」が、今年10月に名古屋で開かれる
生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)
で発表される。
生物多様性を損なった場合のコストを弾き
出し、保全に資金が流れる仕組みを
どのように作るかなどを報告する。
報告書には日本企業の取り組みも記載
される予定だ。
2000年から2050年にかけて世界で失われる
森林に伴う経済的損失が年間1.35兆~3.1兆
ユーロに上り、世界はGDP(国内総生産)
合計の6%に当たる損失を被ると弾き出して、
衝撃を与えた。
企業活動が生物多様性にどれだけ依存
しているかを評価するツールや、財務報告
への入れ方、生物多様性に配慮したビジネス
などを報告する。
「企業が生物多様性にどのような影響を
及ぼし、どのようなプラスをもたらすかを、
事業所レベル、あるいはライフサイクルで
見る。
例えば、これまで企業が森林を破壊して
工場を建設しても、財務上は企業の成長と
見なされたが、実際は自然を壊している。
TEEBではこうした自然資本の価値を含む
新しい会計システムを示したい」と
スクデフ氏は言う。
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素晴らしい活動ですね。
早め、早めに警告を出し。
活動していく。
持続可能な社会を築いて行く為には、
必須の考え方だと思います。
人間が愚かでないことを祈ります。
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