遺伝子組み換えで鉄分3倍のコメ 貧血改善の効果も
遺伝子組み換えで鉄分3倍のコメ
貧血改善の効果も
2010/01/13 47News
ちょっと古いニュースですが、目についた
ので、
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白米の状態で通常の3倍の鉄を含む鉄分
豊富なイネを遺伝子組み換えで開発したと、
石川県立大や東京大、韓国、デンマークの
大学のグループが13日、発表した。
このコメを貧血のマウスに食べさせた
ところ症状が改善し、人間の鉄欠乏性貧血
にも効果が期待されるとしている。
遺伝子組み換え食品に当たるため、日本
で人間が食べるには国の安全審査を通ら
なければならず、実用化はかなり先。
だが、世界人口の約半分が鉄欠乏の貧血
だとされており、グループの西沢直子
石川県立大教授は「将来、特に状況が
深刻な発展途上国で貧血を減らすために
使われれば」と話している。
グループは、イネの中で鉄を運ぶ
アミノ酸や、土壌から鉄を取り込む物質を
つくるための遺伝子をよく発現させる役割
を持つ遺伝子を組み込んだイネをつくって
育てた。
実ったコメを白米にして分析すると、
通常の約3倍の鉄が含まれていることが
判明。
貧血のマウスにえさとして与えると、
二週間で鉄不足の状態が解消されたという。
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「遺伝子組み換え食品」ですね。
日本で、役立たせるのはむずかしそう
です。
でも、役立ちそうとなった場合、
どうするのがベストなやり方なので
しょう。
やみくもに遺伝子組み換えは、駄目だと
いうのは、科学的ではない。
遺伝子治療も同一の問題を持っている。
安全性を担保する最大限の議論をつくし、
その上で、前へ進むこと、
一歩を踏みだすことが必要だと思います。
副作用のない薬は、ありません。
一歩を進めましょう。
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