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2010年2月 7日 (日)

“働かない”遺伝子の存在理由解明

“働かない”遺伝子の存在理由解明
2010年2月5日 Science Portal

詳細は、国立遺伝学研究所プレスリリース
を見てください。

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 全く働いていないように見えるリボゾーム
RNA遺伝子に、ゲノム全体の安定性を維持
するという重要な役目があることを国立
遺伝学研究所の研究グループが突き止めた。

 リボゾームはタンパクを合成する細胞内
の小器官で細胞中のタンパクの8割を
占める。
 リボゾームRNA遺伝子は、そのリボゾーム
をつくるリボゾームRNAをコード
(遺伝暗号を指定)する遺伝子。
 リボゾームRNAは細胞の中にある全RNA
のうちの約7割を占めている。
 動植物の体をつくる真核細胞では
リボゾームRNA遺伝子の数百から数千もの
コピーが存在し、これは進化の過程で細胞
が徐々に大きくなるにつれてリボゾームも
また多く必要になったためと考えられて
いる。

 問題は、リボゾームRNAをコードする
リボゾームRNA遺伝子の膨大なコピーのうち
約半数は「転写」というRNA遺伝子本来の
機能を果たしているのに対し、残り半数は
全く働いていないように見えることが、
長年の謎となっていた。

 国立遺伝学研究所の井手聖・研究員、
小林武彦教授らは、真核細胞のモデル細胞
である出芽酵母を用いて、リボゾームRNA
遺伝子のコピー数を減らした場合の変化を
調べた。
 コピーを人工的に減らされた酵母は、
紫外線や発がん物質などDNAに傷を付ける
薬剤に弱くなることが分かった。
 さらにその理由を調べたところ、DNAの
傷の修復に必要な接着機能が働かなく
なってリボゾームRNA遺伝子が壊れ、その
結果、ゲノム全体の安定性に影響を与え、
細胞の生育を阻害することが明らかに
なった。

 ゲノム安定性の低下は、がんとの関係が
あるとみられている。
 リボゾームRNA遺伝子のコピー数を
減らした出芽酵母を用いた研究を進める
ことで、より副作用の少ない抗がん剤開発
なども期待できると研究グループは
言っている。
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無駄なものは無いと考えた方が良さそう
ですね。

遺伝子でも同様です。

生物は、本当に良くできていると
思います。

命の神秘です。

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