« 腎不全治療の新しい可能性の発見-腎不全をきたす遺伝病、アルポート症候群はBMP阻害分子USAG-1欠損によって軽快し、腎不全に陥らない- | トップページ | タミフルが河川汚染? 耐性ウイルス懸念、影響調査へ »

2010年2月11日 (木)

骨髄細胞使い脳梗塞治療 東北大など米で臨床試験へ

骨髄細胞使い脳梗塞治療 東北大など
米で臨床試験へ

2010年2月9日 朝日新聞

---------------------------------------
 脳梗塞(こうそく)の患者に、骨髄の
細胞から作った神経のもとになる細胞を
移植する治療法を、東北大の出沢真理教授
らが開発、ネズミで効果を確認した。

 米ピッツバーグ大と共同で米食品
医薬品局(FDA)に臨床試験計画を
申請した。
 臨床試験は年内にも米国で始める予定だ。

 グループは骨髄細胞にノッチと呼ばれる
遺伝子の一部を導入し、特殊な方法で培養。
 さまざまなタイプの神経細胞に分化する
能力をもつ神経前駆細胞の作製に成功した。

 ネズミの脳で血流を一時的に止めて
人工的に脳梗塞の状態にした後、この
神経前駆細胞を移植した。

 すると、移植した細胞は脳内の
さまざまな場所に移動、神経細胞に分化
した後、新たな神経回路もつくった。
 脳梗塞を起こしたネズミは、水槽の中の
足場を覚える能力が落ちたが、移植後には
かなり回復することも確認できた。

 脳細胞が損傷した場合の治療法としては、
胎児の細胞やES(胚〈はい〉性幹)細胞
から神経細胞を作って移植する方法も研究
されているが、拒絶反応や倫理上の課題が
ある。
 iPS(人工多能性幹)細胞はがん化の
恐れが残る。

 出沢教授は「骨髄の細胞は患者本人から
採取でき、よく増える。
 骨髄移植の実績からもがん化の恐れは
低く、安全性は高い」と話している。
---------------------------------------

脳梗塞の治療にも、骨髄細胞が使える
ようになりました。

骨髄細胞から神経前駆細胞を作成する
技術が元ですね。

万能細胞から神経前駆細胞を作る技術の
応用なのでしょうか?
多分、相互に関連した技術でしょうから、

|

« 腎不全治療の新しい可能性の発見-腎不全をきたす遺伝病、アルポート症候群はBMP阻害分子USAG-1欠損によって軽快し、腎不全に陥らない- | トップページ | タミフルが河川汚染? 耐性ウイルス懸念、影響調査へ »

遺伝子治療関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210730/47538584

この記事へのトラックバック一覧です: 骨髄細胞使い脳梗塞治療 東北大など米で臨床試験へ:

« 腎不全治療の新しい可能性の発見-腎不全をきたす遺伝病、アルポート症候群はBMP阻害分子USAG-1欠損によって軽快し、腎不全に陥らない- | トップページ | タミフルが河川汚染? 耐性ウイルス懸念、影響調査へ »