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2010年2月 3日 (水)

有効薬使用件数に地域差4倍…脳梗塞救急

有効薬使用件数に地域差4倍
…脳梗塞救急

(2010年1月25日03時01分 読売新聞)

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 脳卒中の救急医療体制の地域格差が浮かび
上がった形だ。
 25日発行の同学会誌で論文が掲載される。

 薬は、血管に詰まった血の塊(血栓)を
溶かす「t―PA」。

 4割近くの患者が、発症から3か月後に
ほぼ正常な状態に回復する効果がある。
 国内では2005年10月に使用が認可
された。

 3年間の使用件数を、脳梗塞の危険が
高くなる65歳以上の人口10万人当たり
で換算すると、最も多いのは香川県の
103・6件。
 最も少ないのは岩手県の27・1件で、
3・8倍の開きがあった。
 全国平均は57・6件。

 t―PAは迅速な投与が必要で、同じ
脳卒中でも脳出血、くも膜下出血には
使えない。

 発症から3時間以内に、医師がCT検査
などで正確な診断を行って使うことが条件
となっている。

 国立循環器病センター内科脳血管部門の
峰松一夫部長は「t―PAの使用件数は、
脳卒中の救急医療の水準を示す一つの指標
であり、地域格差があってはならない。
 都道府県は積極的に救急医療体制作りに
かかわるべきだ」と話している。
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前から、t―PAの使用格差は、言われて
ますね。

せっかく良い薬が使えるようになったの
だから格差はなくして欲しい。

脳梗塞で、救急車で運ばれたのは良いが、
t―PA適用の患者であるにもかかわらず
そもそもt―PAの処方が出来ない病院
だったなんていうのは悲劇です。

格差を無くすためには、病院間と救急との
情報共有が必須ですね。

どの病院に搬送すべきかの判断が
できないと駄目。

そもそも救急が崩壊寸前というのも
気になりますが、

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