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2010年2月 4日 (木)

LED電球、安全性に落とし穴

LED電球、安全性に落とし穴
2010年2月4日(木)
日経ビジネスONLINE

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 「実質的な無法地帯。何でもありの状況
ですよ」。
 そう言って眉をひそめるのは、ある大手
メーカーのLED(発光ダイオード)電球開発
担当者である。
 LED電球の低価格化が進む陰で、粗悪な
製品も出回り始めているという。

 ある大手メーカーの担当者は「比較試験
の結果、発熱量が多く耐久性に問題のある
製品が見つかった」と言う。
 LED電球は、発熱でLEDや周囲の樹脂が
劣化し、性能が落ちたり寿命が短く
なったりする。
 このため放熱対策が不十分だと性能を
十分に発揮できなかったり、カタログ上の
寿命より早く故障する可能性がある。

 別の大手メーカーの試験では、安価な
LED電球を使用した際に、テレビやラジオ
に雑音が入った。
 いずれも火災のような最悪の事態に
つながるとは考えにくいが、白熱電球や
蛍光灯では考えられないトラブルと言える。

 日本電球工業会はLED電球の安全仕様に
関する日本工業規格(JIS)の原案を
作成したが、制定は来年になる見通し
という。
 それまでLED電球の安全性は、メーカー
や輸入業者の自主基準に委ねられる。

 明るさの計測方法や、性能を表記する
際のルールも未整備だ。
 このため、明るさが「白熱電球で
60ワット相当」と表記されていても、
電球によって差が出ることがある。
 白熱電球や電球型蛍光灯の場合はJISで
定められているが、LED電球に関するJISの
性能仕様の制定作業は、来年から始まる
見込みだ。

 旧来の白熱電球は今後、世界的に姿を
消す。フランスやオーストラリアなどで
生産終了に向けた動きがあり、日本でも
2012年末までに生産と販売を自主的に
やめるよう、政府がメーカーに呼びかけた。
 今後、電球はLEDと蛍光灯に集約
されていく。

 LED電球は長寿命であるがゆえに、長期に
わたる安全性の確保が求められる。
 性能や安全性に関するルールがない現状
では、普及の足を引っ張るどころか、
消費者が安心して移行できない。
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まだ時期尚早なんですかね~

早く、規格を制定して貰いたいです。
そうでないと、確かに、
>普及の足を引っ張るどころか、
>消費者が安心して移行できない。
ですね。

私は、もう買ってしまいました。
東芝製です。
まあ、大企業の第一発目なので問題は、
ないと思います。

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