カンピロバクター感染率、鶏肉生食で72倍に
カンピロバクター感染率、
鶏肉生食で72倍に
更新:2010/01/26 17:09
キャリアブレイン
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カンピロバクターは、家畜や家禽の腸管内
に生息し、食肉(特に鶏肉)や飲料水などを
汚染する。
食中毒の症状は、激しい腹痛、下痢、血便
など。
運動神経の麻痺を起こす神経疾患である
「ギラン・バレー症候群」との関連性が
疑われている。
同委員会のリスク評価によると、飲食店
で鶏肉の生食をする人の一食当たりの
感染確率の平均値は5.36%で、生食をしない
人(0.0743%)の約72倍だった。
一方、家庭での一食当たりの感染確率の
平均値は、生食をする人は1.97%、
しない人は0.203%だった。
同委員会の専門委員を務める国立医薬品
食品衛生研究所の春日文子・食品衛生
管理部室長は、「生食をやめればカンピロ
バクター感染の多くが防げる」として、
鶏肉の生食を避けるよう注意を呼び
掛けている。
予防策としては、食肉を十分に加熱する
ことや、生肉と他の食品との接触を避けて
調理中の「交差汚染」を防ぐことなどが
挙げられるという。
厚生労働省の「食中毒統計資料」
によると、2008年の病因物質別食中毒
事件数は、カンピロバクターが509件で最も
多かった。また、サルモネラ属菌や
腸炎ビブリオを原因とした食中毒事件数は
減少傾向にあるものの、カンピロバクター
の減少は見られていない。
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鶏肉生食で72倍ね~
カンピロバクターによる食中毒が最も
多いと言うけれど、あまり聞きませんね。
とにかく、肉の生食はやめた方がよさそう
です。
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