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2010年1月 7日 (木)

東北大学大学院医学系研究科 多発性硬化症治療学寄附講座ブログ更新情報

東北大学大学院医学系研究科 多発性硬化症
治療学寄附講座ブログに下記更新情報が
ありましたので、載せておきます。

1.抗アクアポリン4抗体の病原性

主たる内容は、
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 この研究はNMOにおける抗アクアポリン4
抗体の病原性を証明するとても意義のある
研究成果です。

 この研究では、NMO患者の血清から抽出
したIgGをヒト補体と同時にマウスの脳に
直接接種することで、12時間後には
アクアポリン4の欠失を主体とするNMOの
病変が形成され、7日後には病変由来の
臨床症状を呈したと報告しています。

 これまで、NMOの病変を形成するには
炎症を惹起する自己反応性のT細胞の存在
が不可欠と考えられていましたが、
抗アクアポリン4抗体と補体が中枢神経に
存在するだけで病変が形成されることを
証明しており、補体依存性ではありますが、
抗アクアポリン4抗体単独の病原性が
明確になりました。

 今回の研究報告から更に明らかになった
ことは、NMOの治療ターゲットとして、
1.抗アクアポリン4抗体の除去か産生阻止、
2.補体の除去、
3.抗アクアポリン4抗体の中枢神経への
  移行阻止の3つに重点をおくべきである
  ということだと考えます。
---------------------------------------

以上です。
ご参考まで、

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