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2010年1月16日 (土)

移民政策逃げず議論を

2010/01/09 朝日新聞朝刊

中央大兼任講師
宣元錫さんの記事

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 日本をモデルにして90年代初めに導入した
研修生制度を、韓国はすでに廃止し、別の
制度に切り替えている。

 人権侵害や不法就労などが社会問題化し、
議論を重ねた。結果、2003年に外国人を
非熟練労働者として正規に受け入れる雇用
許可制を制定した。

 また、00年以降は農林漁業従事者を中心
に国際結婚が増え、外国人の多様化が進む
中、05年に永住外国人に地方参政権を
与えた。

 07年には「在韓外国人処遇基本法」を
制定して、「社会統合」と「共生」の理念
を打ち出した。

 国と自治体の責務として差別防止や人権
擁護などへの努力と支援、国民の啓発など
を明文化している。

 具体的には、外国人に無料で450時間
かけて言葉と文化を教えるプログラムが
あり、履修者は永住権や国籍取得の際に
優遇される。

 移民政策の転換は、10年続いた金大中
・盧武鉉のリベラル政権と、民主化運動
で力をつけた市民セクターの問題提起と
行動に負うところが大きい。

 今、政府はさらに高い技能を持った
人材の獲得を目指して二重国籍容認の
方針も示している。

 日本は、外国人が人口に占める割合
が2%弱と韓国とほぼ同じなのに「管理
の発想が全面に出ている。

 外国人労働者が必要かどうかという
正面からの議論を避けたまま、脇の扉
から日系人や研修生を入れている。
 EPA看護師候補生らについても
そうだ。

 社会統合もまだほとんど進んでいない。

 このままでは、低学歴で無職だったり、
不安定な職にしか就けなかったりする
異文化出身の子ども達が社会の底辺に
増えていくことになる。

 それは、日本が望んでいることでは
ないだろう。

 多様性はいいものだ。
 明治以降、日本には外国のものを採り
入れて発展した歴史がある。
 政治、労働、産業界も外国人について
自分の問題としてとらえ、逃避しないで
考えるべきだ。
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同感です。
日本は、どうしてしまったのでしょうか?

どうして何もかもが、遅いのでしょうか?

決めるべきものを決めていない。

今頃、「公文書管理のあり方に関する有識者
会議」などというものを開催している。
先進国ならとっくに法律として規定されて
いなくてはならないものだ。

だから、大事な航海日誌もないことになる。
事実はあやふやになる。

米国の国立公文書館から不都合な文章が
公開されるようなおかしなことになる。
情けない。

宣元錫さんの言っている通りのような気が
します。

多様性はいいものだと思います。
いろいろな意見を戦わせてこそ
良いものが生まれるのです。

異分子排除の論理、
異分子管理の論理から、
発展は望めないと思います。
新しい考え方は、生まれにくい。

どうも、日本人は、多様な人達と共生
していく生き方に対して、
拒否反応があるように思えます。
そうでなければ良いのですが、

人口減少のこの時代にこそ、
真剣に議論すべきことなのだと思います。
時間はないのです。
急速に人口は、減少します。
人口は、簡単には増えません。

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