米FDA MSに伴う歩行障害改善薬を承認
米FDA MSに伴う歩行障害改善薬を承認
2010/01/26 ミクスOnline
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米FDAは、1月22日、多発性硬化症(MS)に
伴う歩行障害改善治療薬Ampyra
(dalfampridine)徐放錠を承認した。
“MSに伴う歩行障害の改善について”
適応を取得した薬剤は世界で初めて。
MSに罹患すると、障害を受けた脳・脊髄
の部位により、運動能力障害、視覚障害、
感覚低下、四肢脱力・麻痺、記憶障害、
言語障害、排尿障害など各種症状が発現
するが、同剤は臨床試験で歩行障害の改善
が認められた。
なお、同剤は単剤あるいは、免疫調整剤
など他のMS療法との併用が可能だ。
臨床試験における副作用は、尿路感染症、
不眠症、頭痛、腰痛、悪心、めまい、
平衡障害、便秘、下痢、胸焼け、皮膚掻痒
など。
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米国は、承認が早いですね。
日本は遅い。
患者が幾ら言ってもほとんど変わらない。
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