【スイス】ついに陽子同士衝突 !
【スイス】ついに陽子同士衝突 !
2009年11月25日 IBTimes
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セルンの大型ハドロン衝突型加速器 で
11月23日14時22分、初めて陽子同士の衝突が
起こった。
宇宙の謎を解明しようと昨年建設が終了した
「大型ハドロン衝突型加速器 ( Large Hadron
Collider / LHC ) 」だが、稼働開始直後の
事故で停止した。
その後今年11月20日に稼働を再開し、
11月23日朝に時計方向と反時計方向の両方
から、同時に陽子ビームを入射。軌道を
修正しながら衝突が起こるよう調整して
いた最中に、偶然に衝突が起こった。
途方もない航海の後半の始まり
「大ニュースだ。
物理学の新しい時代の幕開けだ。
前例のないほど複雑で高性能な機能を
持つ加速器と実験装置を世界が協力して
20年前に製作し始めた。
そうしてようやくここまでたどりついた」
とLHCの四つの大型実験装置の一つ、
アトラス ( Atlas ) のリーダー、
ファビオラ・ジアノッチ氏。
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この分野に関わっている物理学者は、
興奮したでしょうね!
これで宇宙誕生の謎の解明が一段と進む
可能性が高まったらしい。
ここまで来るのに20年かかったのですね。
大変な道のりだったと思います。
こんな研究は、今回の仕分けチームに
かかったら直ちに中止です。
いったい何の役に立つの?
で終わってしまいそう。
ところで、宇宙誕生の謎がわかると
人類にとっていったいどんな利益が
あるのかな? と思う。
好奇心の的としては、十分興味深い
話しではあるのですが、
科学は、いろんな意味で難しい。
参考リンクです。
「ビッグバン再現への第一歩? 大型
ハドロン衝突型加速器で初めて陽子が
同士が衝突」
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