進化する炭素税
進化する炭素税
スウェーデン「渋滞税」も浸透
ずいぶん違うものですね。
スウェーデンが炭素税を導入したのは
18年前、渋滞税は7年前。
渋滞税については、世論調査では75%
が反対していたそうです。
でも今では、6割が支持しているそうです。
渋滞が減って快適になったと。
スウェーデンは高福祉、高負担だそう
ですが、こんなにいろんな税をとられて、
それでも、良しとしている。
国民の為ということが良く説明され、
納得しているからでしょう。
渋滞税はともかくとして、炭素税導入の
きっかけは、石油危機だったらしい。
「石油危機は、天恵だった。
国のトップ企業がCO2削減の分野に
ビジネスの活路を見いだす契機となった」
と、スウェーデン貿易公団の産業振興部長
は言っています。
炭素税は、脱石油の流れを加速する手段
として浮上、国際競争が激しい産業には
優遇措置も設けた。
「気候変動は、市場として大きな成長が
見込まれる」
CO2削減は、必須なのです。
開発された先端技術は、将来、大きな利益
を生むはずです。
その為には、先行投資が必要です。
脱石油の流れの中で、新規企業が生まれ
ていかないと難しい。
廃業せざるを得ない企業もでて来る
でしょう。
でも、将来を見越した時に、今、どう動く
べきなのか、真剣な検討が必要です。
日本と、北欧諸国とは、違います。
状況も、環境も、
でも、見習うべきは、世論調査の結果に
反していたとしても、国の将来にとって
必要と思われる施策は、断固として、
実施する。
実施できる政権が必要で、そうなるよう
に皆が努力していかないといけないはず。
日本の将来は、どうなるのでしょうか?
CO2削減で世界を主導すると言うのなら、
炭素税の導入は、避けられないと思われます
が、動きは、鈍い。どうするつもりなのか?
これからの戦略の説明が欲しい。
これから、何をやって、どうしていくという。
説明責任を果たしてください。
何も決めないで、何の説明もなく、先送り
ばかりでは、今までと同じ。
もちろん優先順位がありますから、
その順序で、
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