体内時計狂うと高血圧に、不規則生活が原因 京大
体内時計狂うと高血圧に、不規則生活が
原因 京大
2009/12/14 NIKKEI NET
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不規則な生活はやはり高血圧を招く――。
日常の生活リズムの乱れが高血圧を引き
起こす仕組みを、京都大の岡村均教授らの
グループがマウスを使った研究で明らかに
した。
体内時計が狂うと、副腎で血圧を上げる
ホルモンを作る酵素が過剰に働いた。
昼夜交代制の職場で働く人は高血圧症が
多いが、原因はわかっていなかった。
新たな治療薬開発につながる成果で、
米科学誌ネイチャー・メディシン電子版
に14日発表した。
岡村教授らは遺伝子組み換え技術で体内
時計を働かなくしたマウスを作り、塩分の
多い食事を与えた。
すると体内に食塩と水をため込むホルモン
を作る「Hsd3b6」という酵素の活動が
活発になり、血圧上昇ホルモンが過剰に働く
ようになった。
その結果、食塩を排出できずに高血圧が
引き起こされていることがわかった。
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やはり、不規則な生活は良くないようです。
お気をつけあれ!
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