治療薬で健康被害、入院患者の5人に1人 3病院調査
治療薬で健康被害、入院患者の5人に1人
3病院調査
2009年12月21日 朝日新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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治療のための薬で健康被害を受けた入院
患者が5人に1人に上ることが東京、京都、
福岡の病院を対象にした調査でわかった。
軽微な副作用から命にかかわる深刻な例
まで計千件以上あり、重い被害が4割
近かった。
京都大などの研究グループによると、
調査担当者を派遣し、病院の協力を得て
カルテや検査データなどを綿密にチェック
し、薬が関係した健康被害を拾い出す研究は
国内初という。
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調査に協力して頂いた病院には感謝します。
ありがとうございました。
貴重なデータですね。
でも、こういう研究が国内初とはなんとも
残念です。
5人に1人に健康被害とは、多すぎませんか?
命にかかわる深刻な例まであるとは、
見過ごせない問題です。
医師側に、
「なんでも俺がやるのだ。
俺のやることに口をだすな!
安全は、俺しか守れない!」
という思い上がりが根底にあるのでは
ありませんか?
院内報告制度ってなんですか?
自己防衛組織ですか?
←言い過ぎだと思いますが、機能して
いないのは事実。
医療の質の評価が、行われていないと
いうことです。
もっと積極的に行うべきだと思います。
特に、治療成績に対する評価は重要です。
良い医師が評価されない制度も問題です。
現場で何が起こっているのか把握して
いないし、把握する努力も足りない。
医療崩壊のこの時期。
根本から、見直して貰いたい。
ちょっと意味合いが違いますが、
以前投稿した記事と関連記事です。
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