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2009年12月 8日 (火)

泡・海流を見方に省エネ快走

泡・海流を見方に省エネ快走
朝日新聞アスパラクラブ
科学面にようこそ

詳細は、リンクを参照して下さい。

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◇20年後に7割減へ

「将来、CO2の排出を、現在の船と比べて
69%削減します」。
 日本郵船は今年、省エネを徹底追求した
コンテナ船「NYKスーパーエコシップ
2030」の構想を発表した。

 8千個のコンテナを積むことができる
全長353メートルの大型船で、2030
年の実用化をめざす。

 主な動力源は、液化天然ガス(LNG)
から取り出した水素を使う燃料電池。
 これだけでCO2を32%減らす。
 20年後には燃料電池の小型化が進む
ことも見込んで設計した。

 ヨットのような8本の帆は自動制御で、
風の向きや強さに合わせ、最も効率良い
角度を保つ。
 貨物を覆うカバーや帆の表面は太陽光
パネルだ。
 1~2メガワットを発電し、CO2を
2%減らす。

 船底に泡を流し摩擦を減らすなどで
10%、炭素繊維を使う船体の軽量化で
9%、風力で4%などの数字を積み上げ、
「69%減」にする。

「造船は、すでに完成した技術と思われがち。
でも、CO2を減らすには、まだやるべき
ことは多い」

◇予測情報を活用

 国際海事機関(IMO)によると、国際
海運のCO2排出は約8・7億トン
(07年)。
 世界の総排出量の2・7%でドイツ1国分
に相当し、今後さらに増える見通しだ。
 こうした中、省エネ船だけでなく、海流
情報を使った省エネの取り組みも始まって
いる。

 海洋研究開発機構の研究者らは今年、
海流の予測情報を船舶に配信する企業
「フォーキャスト・オーシャン・プラス」
を設立した。

 配信された海流の向きや強さの詳細な
情報をもとに、うまく海流に乗れば、
エンジンの出力を落としても十分な速さで
進める。
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良い取り組みですね。夢がある。

>海に囲まれた日本ならではの省エネ技術を、
>ぜひ大きな市場に育ててほしいと思います。
私も、そう思います。そうなって欲しい。

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