症候性ナルコレプシーの新たな原因
症候性ナルコレプシーの新たな原因
2009年12月19日
Neurologyというblogの記事です。
詳細は、リンクを参照してください。
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抗AQP4抗体が陽性であった症例では,
間脳・視床下部と第四脳室周囲にはAQP4が
高発現するため,この抗体を介した免疫学的
機序による傷害が生じ,さらに同部位に存在
するオレキシン(ヒポクレチン)ニューロン
も二次的に傷害され,過眠症・ナルコレプシー
を来した可能性が考えられた.
本研究は,症候性ナルコレプシーの原因
として脱髄性疾患を考慮すべきである
ことを示すとともに,早期に診断し,
不可逆的な障害が生じる前に,ステロイド
や免疫抑制療法によって治療介入する
ことが重要であることを示している.
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知っておいて損はない情報だと思います。
ご参考まで、
「ナルコレプシー」
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