« 『医療崩壊の真犯人』 | トップページ | 神戸・公金返還訴訟:請求放棄条例は無効 »

2009年12月 2日 (水)

子供は多少汚い方が健康に育つ

子供は多少汚い方が健康に育つ
2009年12月02日 slashdot

---------------------------------------
 幼少期に多くの細菌に晒された子供の方が
健康に育つということが研究で明らかになった
そうだ (The Guardian の記事、本家 /.
記事より) 。

 カリフォルニア大学医学部の研究チームは、
皮膚表面に生息するブドウ球菌が傷の炎症を
抑えていることを突き止めたという。
 ブドウ球菌は皮下に入ってしまうと炎症の
原因となるが、表面にいる限りは傷の治癒に
役立っているとのことで、皮膚を清潔に
しすぎると逆に治癒能力が下がってしまう
そうだ。

 除菌スプレーや除菌シートが多様される
先進国においてアレルギーに苦しむ子供が
増えているが、この研究結果は「子供は
ある程度不衛生な環境にいることで免疫
システムが調整されアレルギーを防げる」
という学説 (衛生仮説) を裏付けるもので
あるという。
 また、今回の研究は衛生仮説を分子基盤
の観点からより解き明かすきっかけになる
と考えられており、炎症性の皮膚疾患の
新しい治癒方法へも繋がると期待されて
いるそうだ。
---------------------------------------

そうなんですね。
あまり清潔にしすぎるとかえって問題が出てくる。

以前、投稿した
NHKスペシャル 病の起源 アレルギー
でも、同様な話しがありました。

もう少し解明されてくると、新しい治療法にも
つながってくるのでしょう。

|

« 『医療崩壊の真犯人』 | トップページ | 神戸・公金返還訴訟:請求放棄条例は無効 »

医療関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 子供は多少汚い方が健康に育つ:

« 『医療崩壊の真犯人』 | トップページ | 神戸・公金返還訴訟:請求放棄条例は無効 »