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2009年12月 9日 (水)

100年来の謎に迫る-体の極性を決める仕組みを解明しました。

100年来の謎に迫る-体の極性を決める
仕組みを解明しました。

2009年12月8日 京都大学

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 われわれの体には、頭側と足側という方向性
がある。
 この体の方向性を最初に問題にしたのは、
ノーベル賞学者のトーマス・ハント・モーガン
である。
 彼は、プラナリアの体を切って再生させた
時に、頭のあった方から頭を再生し、
もともと尾のあった方から尾を再生する
ことから、生物の体には磁石と同じような
性質があるとし、1903年に『体の極性』
という概念を打ち出した。
 さらに、短い断片をつくると、もともと
尾のあった方から頭を再生することを見出し、
『極性は転換する』ことを発見した。

 この『体の極性』をつくる仕組みの謎が
ついに京都大学のグループによって解明
された。

 京都大学の阿形研究室グループは今まで
にも脳の再生を頭部に限定している<
nou-darake遺伝子>などユニークな発見を
していたが、今度は矢澤研究員が脳が

再生できない<nou-nashi遺伝子>を

見つけ、それが頭から尾を再生した

結果、脳ができないことを見出した。

 その遺伝子はヘッジホッグと呼ばれる
分泌性の因子の受容体をコードしている
こと、ヘッジホッグが頭から尾につながる
神経で作られていることを見出した。

 ヘッジホッグが神経を介して尾の方に
輸送されているとすると、体の切断によって、
神経の尾の方からヘッジホッグが漏れ、
ヘッジホッグがこちら側に尾を作れと指令
する結果、体の後方に尾が再生される。

 断片が短いと、尾を作れと指令するのに
十分なヘッジホッグが分泌されないために
尾ができなくなり、極性の転換が起こる
ことが示唆された。

 人の体やそれぞれの臓器にも極性がある
ことが知られており、今後、再生医療などで
臓器を再生させるときの重要な手かがりに
なると期待されている。
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面白いですね~
体にも極性があったのですね。

プラナリアって不思議な生物ですよね。
切っても再生する。

どうしてでしょう?
高等生物は、何故、再生できないのでしょう?
この辺の解明は、されているのかな?

再生医療にからんでくると思うけれど、
高等生物ではないから、あまり役に立たない
のかな? どうなんでしょう?

今回の結果が、実際に再生医療に貢献できると
良いですね。

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