121橋が崩落寸前、国交省調査 財政難で補修進まず
121橋が崩落寸前、国交省調査 財政難で
補修進まず
2009年11月4日3時1分 朝日新聞
詳細は、リンクを参照してください。
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コンクリートの劣化や鋼材の腐食が想定外に進み、
崩落寸前の状態に陥った道路橋が全国で121基
あることが、国土交通省の調査でわかった。
大型車の通行を禁止した重量制限付きの橋も
680基確認された。
大半は、橋の寿命の目安とされる50年に
達していない。
橋の管理者である地方自治体は財政難や
技術者不足が深刻で、6割以上が補修計画も
立てられない状況という。
各地で緊急点検が進めば、「危険な橋」は
さらに増える恐れがある。
国は07年度から、市区町村が管理する橋の
「修繕計画」をまとめた場合、事業費の半分を
補助している。
しかし、同省によると、4割弱の市区町村が
今年3月現在、修繕計画の作成を前提にした
緊急点検にさえ着手できていない。
財政難から1基あたり20万円以上かかる
点検費を確保できないことや、専門技術を
持つ職員がいないためという。(安永拓史)
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ひどい状況ですね。
造れば、その後の維持、管理、補修に費用が
かかるのは、当然。
どう考えていたのでしょうか?
ダムも、空港も、港湾も同じです。
造ることにばかり執心しすぎていませんか?
維持管理の出来ないものを造っては、
駄目でしょう。
つけを将来に先送りしているだけです。
将来を見ない。見ようとしない政策では
どうしようもない。
公共事業の抑制が進み、新設費が削減されても、
維持補修の為の更新費は今後、右肩上がりに
なる。
いまの状況が続けば、「あと十数年で新設費を
ゼロにしてもおいつかなくなる」という試算も
あるようです。
どうなっている? と言いたい。
高速道路無料化の効果に維持保守費用は、
見込まれているのでしょうか?
収入以上の支出は、許されません。
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