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2009年11月20日 (金)

世界初:抗精神病薬のドーパミン生成能安定化作用を発見

【陽電子断層撮像装置による脳機能研究】
世界初:抗精神病薬のドーパミン生成能
安定化作用を発見
-統合失調症の治療効果メカニズムの
客観的解明に大きな一歩-

平成21年11月18日
独立行政法人 放射線医学総合研究所

詳細は、リンクを参照してください。

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 陽電子断層撮像装置(PET※2)と高性能PET
プローブ※3を用いて、統合失調症の治療に
用いられる抗精神病薬※4がドーパミン※5
生成能を安定化させる作用をもつことを世界で
初めて明らかにしました。

 抗精神病薬のドーパミンD2受容体※6遮断
作用以外に、これまで確認されていなかった
作用を人の脳をイメージングすることで
発見した画期的な成果です。

 今後、統合失調症における抗精神病薬の
治療効果メカニズム解明や、分子イメージング
による治療効果判定など臨床現場での客観的
な指標の確立につながるものと期待しています。

【本研究の成果と今後の展開】

 本研究の結果、抗精神病薬がドーパミン
生成能を安定化させるという新しい知見が
得られました。
 抗精神病薬の作用のうち、前シナプスに
おけるドーパミン生成能安定化作用を
発見した世界初の報告です。

 この作用は、ドーパミンD2受容体遮断作用
と共に統合失調症における治療効果の発現に
関与している可能性が考えられます。

 今後、統合失調症において抗精神病薬服薬
によりドーパミン生成能がどのような影響を
受けるかを調べ、臨床的治療効果との関係を
検討することにより、分子イメージング手法
を新たな薬物治療効果の判定指標とすべく
研究を推進します。

 また、脳内のドーパミン生成能は各種の
認知機能とも関連があることが報告されて
いますので、抗精神病薬が、ドーパミン
生成能への影響を通じて統合失調症の
認知機能に及ぼす影響について調べて
いくことも、今後取り組むべき課題と
考えています。
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>抗精神病薬の作用のうち、前シナプスに
>おけるドーパミン生成能安定化作用を
>発見した世界初の報告です。
とのことです。

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 元来ドーパミン生成能が高い人では抗精神
病薬の服薬によりドーパミン生成能が低下し、
逆に元来ドーパミン生成能が低い人では
抗精神病薬の服薬によりドーパミン生成能が
亢進することを示していて、抗精神病薬の
服薬によりドーパミン生成能が安定化する
ことを示す証拠です。
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頭の中でおきている薬の効果を客観的に
測定できるようになったのは、素晴らしい
成果と思います。

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