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2009年11月13日 (金)

沖縄密約、核撤去費は「どんぶり勘定」 元外務省局長

沖縄密約、核撤去費は「どんぶり勘定」
元外務省局長

2009年11月13日3時31分 朝日新聞

詳細は、リンクを参照してください。

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 72年の沖縄返還の交渉責任者だった吉野文六
・元外務省アメリカ局長(91)が12日、
返還協定で日本が米国に支払うと定められた
3億2千万ドルのうち、核兵器撤去費とされた
7千万ドルについて「どんぶり勘定だ」と述べ、
日本側だけで決めた積算根拠のない額だったと
明らかにした。
 核兵器撤去を大事業と印象づけ、撤去を
求める世論に返還の意義を訴える狙いがあった。

 吉野氏は12月1日、沖縄返還の「密約文書」
の存否をめぐる情報公開訴訟で、証人として
出廷する。
 これを前に、朝日新聞の取材に語った。

 鳩山政権は、核兵器を積んだ米艦船の日本
への寄港・通過は「核持ち込み」に当たらない
などとする日米間の密約4件の調査を進めている。
 吉野氏はこのうちの、米軍の用地を田畑など
に戻す「原状回復補償費」を日本が肩代わりする
とした沖縄返還密約の当事者。
 米側が本来負担するはずの補償費400万ドル
は核兵器撤去費の項目に潜り込ませていた
ことが分かっている。

 吉野氏はまた、「『これだけ金を払ったから、
撤去したんですよ』と示すために内訳を決めた。
 国会対策としてやった」と振り返った。
 実際の撤去費用は不明だが、吉野氏は
「(核兵器は)日本人が触るようなもの
ではない。
 (米軍が)港に行って船に載せるだけ。
7千万ドルもかかるわけはない」と述べた。
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なんとも、ひどい話しです。

税をどんぶり勘定で使えるというのは、
どういう仕組みなのでしょう?

税金の使い道とその金額の妥当性の
議論はしてこなかった。
ということですね。

明細もないのに通ってしまう。
官僚のやり放題だった。

ホントにひどい。

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