08年のCO2排出量最多、IPCC最悪シナリオレベル
08年のCO2排出量最多、IPCC
最悪シナリオレベル
2009年11月18日11時3分 朝日新聞
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世界の08年の化石燃料燃焼に伴う二酸化炭素
(CO2)排出量は、87億トン(炭素換算)で
07年より2.0%増加し、1人当たりの排出量
は1.3トン(同)と過去最多だったことが
わかった。
日本の国立環境研究所や欧米などの研究機関が
加わる国際研究チームが、17日付の英科学誌
ネイチャー・ジオサイエンス(電子版)に
発表した。
08年の世界の化石燃料燃焼に伴うCO2
排出量は90年比では41%増加。
1年当たりの増加率をみると、90年代は
1.0%だったが、00~08年の間では
3.4%に上昇した。
特に経済発展が著しい途上国での増加率が
高いが、先進国で使われる製品の生産に
伴って排出されるCO2が多いことも一因
だと指摘。
例えば、中国で02~05年に増えた
CO2排出量の半分が輸出品の生産による
もので、排出量が減った英国も輸入製品を
考慮すると増加になるという。
07年に発表されたIPCCの第4次評価
報告書は、CO2が想定する最悪のシナリオ
で増えると、今世紀末の世界の平均気温は
20世紀末より2.4~6.4度上昇すると
予測している。(桜井林太郎)
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どんどん増えますね。
結局、CO2排出量増加の主因は、先進国の
ようです。
先進国が同様の消費を望むのであれば、
お金をつんででも、発展途上国に技術移転を
積極的に進めないと駄目ということです。
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