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2009年11月 2日 (月)

『遅れた日本の予防接種制度の現状とその対策』 医療構想・千葉シンポから

『遅れた日本の予防接種制度の現状とその対策』
 医療構想・千葉シンポから

(2009年10月27日 12:45)ロハス・メディカル

詳細は、リンクを参照してください。

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 日本ではVPD(ワクチンで防げる病気)による
死亡者や健康障害者が多いのです。小児がんや
川崎病は防ぎようがないですが、VPDは
ワクチンでほぼ防げるか、軽症化が期待できる
ものです。

 防げる重大なことを防がないのは、子どもたち
を守らないネグレクトという虐待に近いものと
私は思っております。

 それは、日本の予防接種制度がきわめて不備
なのが主な理由です。
 日本にも予防接種法という立派な法律があります。
(但しあまりにも古く、問題点も多くあります。)
この法律を作った基本的な目的は、良いワクチンを
そろえて、ワクチンを受けやすくして、
ワクチン接種率を上げて、国民をVPDから
守ることです。

 これが現実には良いワクチンがそろっておらず、
子どもたちがワクチンを大変受けにくいので、
接種率が低いのです。

 まずワクチンを受けそびれたり、受けられずに
健康を損ねたお子さん方を持ったご両親は、
大変ご不幸です。

 日本に良いワクチンが存在しなければ当然
受けられませんし、また受けそびれたご両親にも
責任はないのです。

 それはそのワクチンで防ぐ病気(VPD)
によって死亡したり、健康を損ねることが
多いと言うことをご存じなかったからです。

 これはVPDの被害の恐ろしさや接種の
必要性を伝えてこなかった政府や社会の
責任なのです。
 医師会や小児科医もその責任は免れません。

 まず無料(原則)で接種できる定期接種
ワクチンのハシカ(麻疹)について話します。
 表1のように日本では2007年でも小生の推定
では約10万人がかかっておりますが、
米国では43人だけです。
 しかしフィンランドでは1994年から
ほぼゼロです。
 いかにフィンランドでは政府や社会が
子どもたちを愛して、守っているかが
分かります。
 学力テスト世界一も,結果としてついて
きたものと思います。
 かかる人がいなければ死亡者は出ませんが、
当然日本では死亡や脳炎の被害が
続いております。

 こんな状況ですから、有料の任意接種
ワクチンで防ぐおたふくかぜや水痘などでも
米国とは比較にならない被害が出ているのです。

 話題のヒブによる細菌性髄膜炎などは、
日本では年間6-800人がかかっております。
 かかると約5%は死亡して、約25%の人は
後遺症が残り、軽く済んだように見えても、
大きくなると知能低下が見られることも
あるとされます。
 米国の子どもはこれにかかりやすく,
以前は約2万人もいたのです。
 しかし20年前からヒブワクチンを接種
しているので、2007年では22人
(不明例を除く:入れても約200人)だけです。
 いずれにしましても、いくら医学が
進歩しても、かかってからでは有効な
治療法がないので、苦労してワクチンが
開発されてきたのです。
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>防げる重大なことを防がないのは、
>子どもたちを守らないネグレクトという
>虐待に近いものと私は思っております。
同感です。

ワクチンで防げる病気があるのに
積極的に防ごうとしない。

結果を見ると、日本と言う国は、
子どもを大切にしない国だということ
です。

「VPDを知って、子どもを守ろう。」
と言うページがあります。

よく読んで子どもたちの命を守りましょう。
よく知らないといけませんね。
勉強しましょう。

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