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2009年11月27日 (金)

第8回 何かヘンだぞ、日本企業の社会貢献

第8回 何かヘンだぞ、日本企業の
社会貢献

2009年11月27日(金)日経ビジネスONLINE

詳細は、リンクを参照してください。

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 CSR(コーポレート・ソーシャル
・レスポンスビリティ、企業の社会的責任)
という言葉が普及して久しく感じます。

 住友化学の廣瀬博社長は次のように
説明します。
 「CSRとは、“事業活動を通じて社会の
持続的発展に寄与していくこと”と、
住友化学は考えています」

 同社にとって、本業を通して社会に貢献
することこそが事業目的であり、価値観
なのです。
 アフリカへの支援は単なる支援ではなく、
本業の一環であり、あくまで企業理念に
従って事業展開した結果なのです。

 同社の米倉弘昌会長が講演の中で説明
されていました。
 「オリセット(R)ネット」事業が他の事業
と遜色ない利益を上げていることが重要
なのです」。
 本業で得た利益の一部を寄付するの
ではなく、得意分野を生かした本業
として社会貢献度の高いニーズに答えて
いるからこそ意義がある、そして継続
できるのだ、と。

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 ソーシャルビジネス(社会的企業)が注目
されています。

 海外では、利益至上主義を志向しない
若者たちの間で注目される働き方になって
きました。
 高給が約束される有名大学の卒業生や
MBAを取得した人たちが、社会的意義は
高いけれど高給は望めないソーシャル
ビジネスを就職先に選んだり、自ら起業
して話題を呼んでいるのです。

 世界に広く知られるようになった
きっかけは、2006年にノーベル平和賞を
受賞したグラミン銀行でしょうか。
 世界で最も貧しい国の一つといわれる
バングラデシュで、ムハマド・ユヌス氏が
1983年に創設した銀行。
 少額の借金さえ返せない貧しい人たちに
融資する、マイクロクレジットという
仕組みです。

 ソーシャルビジネスの定義は、
(1)社会性、
(2)事業性、
(3)革新性、
の三要素だそうです。

 「事業性がなくて継続しないということ
であればソーシャルビジネスとは呼べない」
とされています。
 つまり、継続することに意味があり、
そのために“無償のボランティア”ではなく、
“本業として利益を上げて有償で働く”のが、
ソーシャルビジネスの前提です。

ソーシャルビジネスは日本にも広がっています。

 2006年に25歳で起業した株式会社マザー
ハウスの山口絵理子さんは、バングラデシュ
の大学で学びながら同国の貧しさを知り、
産品であるジュート(インド麻)でバッグ
を作り、日本で売ることで貢献できないかと
考えました。
 工場はバングラデシュにあり、チーム
マザーハウスの半分は現地スタッフ。
 ソーシャルビジネスを代表する存在として
知られていますが、ここまでくるには多くの
困難と、両国の文化の違いを埋める苦労が
あったようです(関連記事)。

 カンボジアの児童買春撲滅のために2002年
に20歳でかものはしプロジェクトを立ち
上げた村田早耶香さんは、共同代表である
2 人とともに険しい道を切り開いてきた
ようです。
 児童買春を撲滅する活動自体では利益は
出ません。
 試行錯誤を繰り返しながらようやく
継続できるビジネスモデルを作り上げ、
現在では多くの支援者を得ています。

 タンザニアで女性の自立を支援する
マイクロクレジット事業を推進する
フレンズ・オブ・マツマイニ(代表:慶應
義塾大学名誉教授 岩男壽美子さん)は、
まだ始まったばかり。
 多くの支援を必要としています。

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 世の中の企業は、存在し存続している
時点で、十分に社会貢献をしていると
私は考えています。

 さて、CSRが叫ばれる時代に、企業は
従来と変わりなく本業に邁進してさえ
いればいいのでしょうか。

 企業は本業でもっと社会に役立つ方法は
ないか、より多くの人を幸せにできないか、
新たな事業展開を求められていると思います。
 代表例が先にご紹介した住友化学です。

 社会に貢献することを理念に掲げている
企業であれば、CSRは今さら特別なこと
ではありません。
 本業を通してその実現に向け、さらなる
高みをめざすだけのことです。
 その意味において、一般企業とソーシャル
ビジネスは同じです。
 理念に社会貢献を掲げる一般企業は、
志を同じくする者としてソーシャル
ビジネスと付き合っていけばいい。
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企業は、社会貢献というものについて
しっかりした理念をもたないといけない
と思います。

CSRという言葉が普及して久しいですが、
利益追求のみに汲々としていないでしょうか?

私は、全ての企業がソーシャルビジネス
(社会的企業)であって欲しい。
あるいは、目指して欲しいと思います。

私も、世の中の企業は、存在し存続している
時点で、十分に社会貢献をしていると
考えますが、この際再考して貰いたい。
このままで、良いのかと、
もっと継続して、社会貢献できることは、
方法はないのかと、考えて頂きたい。

経費削減だけでは、企業は、衰退します。

企業は、社会の役に立って”なんぼ”の
ものです。

マイクロファイナンスについては、かつて投稿しました。
素晴らしい活動ですね。以下のものです。
マイクロファイナンス・インターナショナル・コーポレーション(MFIC)

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