三洋電機、太陽電池の厚さ4分の1に 製造コスト25%削減
三洋電機、太陽電池の厚さ4分の1に
製造コスト25%削減
2009/11/27 NIKKEI NET
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三洋電機はシリコン結晶を使った超薄型の
太陽電池を開発した。
厚さは58マイクロ(マイクロは100万分の1)
メートルと市販品に比べて約4分の1。
人間の毛髪よりも薄い。
原料の調達費が下がり、製造コストは従来比
で25%減らせる。
性能試験などを重ねて2020年までに、紙の
ように折り曲げが可能で、ビルの外壁など
様々な場所に設置できる製品を目指す。
開発したのは2種類のシリコンを使用した
結晶型の太陽電池。
光を電気に変える変換効率は自社測定で
22%台と、厚みが200マイクロメートルの
市販品を上回っている。
太陽電池は薄くすると太陽光の吸収量が
減るなどの理由で出力が下がるが、
シリコン半導体の構造を工夫して出力低下
を防いだ。 (16:00)
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素晴らしいですね。
製造コストも下がるし、効率も良い。
設置の自由度も上がる。
ヒット商品になるかも?
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コメント
本当に凄いですね。腕時計のベルトなどにも使えるようになるのでしょうか。 こういった発表を聞くと本当に私達の、命、生活、、、未来を切り開くための事業は、国をあげて進めて欲しいものです。
投稿: H!ro^^ヒロ | 2009年11月27日 (金) 17時28分
今の所一番は、シャープのようですが、
三洋電機も、頑張っているようです。
三洋電機がHIT太陽電池で挑む
国内シェアトップへのロードマップ
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20404342,00.htm
政府は、余剰電力の買い取りだけでなく
全量買い取りにまで踏み込んで、
後押しをして貰いたいものです。
出来れば、補助金も、
補助金の威力は、かなりのものです。
なんと言っても、まだまだ高いですから、
投稿: haredasu | 2009年11月28日 (土) 09時55分