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2009年11月10日 (火)

車イスの少女のその後 (2009/11/7 放送)

報道特集NEXTで、「車イスの少女のその後
(2009/11/7 放送)」が放送されました。

その感想です。
日本人の教育に対する考え方が垣間見えて
すごく寂しい思いがします。

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 車イスの少女、谷口明花さんが突如直面した
問題について、番組ではこれまで2回にわたって
伝えてきた。

 問題とは地元中学校への進学。

 急な階段があり、危険だなどとして、町の
教育委員会は明花さんの入学を拒否。

 明花さん側が教育委を提訴する事態に発展したのだ。

 番組ではその後も半年に渡ってこの問題を取材。
 「友達と一緒に中学に行きたい」という少女の
思いの先に何が待っていたのかを追った。
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教育委員会とは、いったい何を目指している
組織なのだろうかと、疑問を感じました。

裁判所は、
「何が出来ないかではなく、何ができるかで
判断すべき」
として入学できるよう命令をくだしました。

現在は、念願の中学にみんなと一緒に通って
いるようです。幸せそうでした。

同級の親たちも良かったと言っていました。
障害者と共に学ぶ中で、普通では、
学べなかったことが学べたと、

私は、裁判所の判断は正しかったと思います。

町の教育委員会は、障害を持った人は、
原則として皆、特別な理由がない限り、
特別支援学校」に行く決まりとしている。
とのことでした。

私は、強制ではなく、どの学校に行くのか
については、実際に行こうとしている当人
の希望と、家族の判断に任せるべきでは
ないかと思います。

将来を築いていくのは、本人であり、
親なのです。
特に、未成年である時には、親の責任は
大きい。
最終責任は、結局親であり、本人にかかる
のです。
教育委員会が、とれるものでもない。

人によっては、普通校ではなく、
特別支援学校に行くことを希望する人も
いると思うし、実際、放送の中でも、
その例が提示されていました。

教育とは、いったい何を目指すべき
でしょうか?

人は、一人一人違います。
同じ人は、誰一人としていません。
その一人一人は、同等に扱われるべき
でしょう。
障害者もその中に入ります。
誰でも、障害者になり得ます。
障害者になったとたんに、排除する。
分離する。というのは、おかしい考え
ではないでしょうか?

自分たちと異なるものは、分からないので、
危険として、あるいは、やっかいものとして
排除する。
分離して、見えなくする。

そうすると、障がい児は社会に
属さない、いらないという感覚が育ちます。

それは、間違いだと思います。

共に学び、間近に見ること、生活することで、
お互いに理解し、思いやりが育つのです。
世の中には、いろいろな人がいるのだと
理解できるようになるのです。

それこそが教育のめざすものなのでは
ないでしょうか?

排除していては、解決しません。
共に生きることには勇気が必要なことも
あるでしょう。

でも、だれしも地域で暮らしていく同等の
権利を持つのです。

弱いものを切り捨てていく考えの教育からは、
決して豊かな国は生まれないと思うのです。

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