厚労省が看護師による診察・処方の規制緩和の要請を却下
厚労省が看護師による診察・処方の規制緩和の
要請を却下
2009. 10. 19 日経メディカルONLINE
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厚生労働省は10月14日、大分県立看護大と
大分岡病院による看護師の診察・処方などの
規制緩和を求めた構造改革特区申請の
検討要請に対し、「対応不可」と回答した。
大分県立看護大は2008年に、処方や診察が
行えるナースプラクティショナー(NP)の
養成コースを修士課程に日本で初めて設置。
同年11月に、修了者が診察などを行えるよう
規制緩和を求める構造改革特区の申請を行い、
却下されたため、09年7月に再度申請を
行っていた。
大分県立看護大などが求める規制緩和の
具体的な内容は、
(1)へき地での軽症患者に対する
診察・処置などの実施
(2)終末期ケアを受けていた在宅患者の
死亡確認
(3)大分県立看護大学大学院の学生の実習
での診察・処方の実施―など。
厚労省はいずれも医師が行わなければ
患者に危害を及ぼすおそれのある行為であり、
現状では看護師が行うことは認められない
とした。
医師と看護師の役割分担については、
8月から始まった有識者による
「チーム医療の推進に関する検討会」で
検討し、平成21年度中に具体策を
取りまとめるとしている。
今回の決定に対し大分県立看護大教授の
甲斐倫明氏は「厚労省のコメントは想定内
の内容だった。これから内容を熟読し、
再度質問状を送付する。
何回却下されたとしても、本学は特区
提案を取り下げるつもりはない」とした。
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NPについては、以前も投稿しています。
「開業医の仕事の一部は、NPが担うことに
なるかもしれない」
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私は素人ですが、、厚生労働省が拒否する
理由が良くわかりません。
反対の理由をあげつらっているのみで、
今後の医療のあるべき姿が見えません。
今後も医師のみでなんでもやる。
医療と解釈できるものは、なんでも
医師がやることなのだ。未来永劫
変えるつもりはない。
世の中は変化していくものです。
変化を恐れていては、良い未来は、
望めません。
そういう未来を描いているのでは
ないかと思えます。
日本の医療を良くしていこうと思って
いるのではないのでしょうか?
日本以外の国との比較は、している
のでしょうか?
今後のあるべき医療の姿はどうあるべき
なのでしょう?
厚生労働省の役人ではなく、医師の方々に
聞きたい。
本当にそうなのでしょうか?
私には、厚生労働省の頑なな対応は、
異常としか思えません。
真摯な議論はできないのでしょうか?
新たな制度を作って、教育もし、分担も
明確にすれば、出来ないはずはない。
大分県立看護大教授
甲斐倫明さんガンバレ!
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