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2009年10月18日 (日)

がん粒子線治療装置の小型化技術を開発 「治療費も10分の1に」

がん粒子線治療装置の小型化技術を開発 
「治療費も10分の1に」

2009.10.13 20:09 産経ニュース

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 患部を切らずにがん細胞を破壊する
「粒子線治療」で使われる装置を従来の
10分の1程度に小型化する技術の開発に、
日本原子力研究開発機構光医療研究連携センター
(京都府木津川市)の福田祐仁研究副主幹らの
研究チームが成功した。

 現在は300万円前後かかっている粒子線
による治療費も、新技術導入で約30万円に
抑えられる見通しという。
 成果は13日付の米物理学会誌
フィジカル・レビュー・レターズ(電子版)で
発表される。

 粒子線治療は高速で照射する炭素などの
イオンが身体の表面ではあまり作用せず、
がん細胞を重点的に破壊する効果がある。
 現在使われている粒子線治療装置は大型の
加速器を使っているため、体育館サイズの
施設が必要で治療費も高額となっている。

 福田さんらは特殊なノズルを使って、
真空中に高圧の二酸化炭素・ヘリウム混合ガス
を噴射し、横からレーザー光を当てる手法で、
炭素イオンなどを加速させる手法を開発した。
 この技術を使えば大型の加速器が不要になり、
治療装置は教室サイズに小さくできるという。
 福田さんは「7年後を目標に試作機を完成
させ、実用化のメドをつけたい」と話している。
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1/10とは素晴らしいですね。
早く実用化されるよう期待しています。

確かに、今の粒子線治療器は、大きいです。
巨大。治療費も高価。

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