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2009年10月22日 (木)

がんの個別化治療 遺伝子検査で薬剤の有効性判断

がんの個別化治療 遺伝子検査で薬剤の
有効性判断

毎日新聞 2009年10月21日 東京朝刊

詳細は、リンクを参照してください。

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 がんの個別化治療でいま注目されているのが、
大腸がんの治療で使われる分子標的薬の
セツキシマブ(商品名アービタックス)。

 切除手術が難しく、再発か転移した重い
大腸がん患者が対象の薬だ。
 分子標的といわれるのは、細胞膜にあって、
細胞増殖のスイッチとして働く上皮成長因子
受容体(EGFR)の分子に結合して、
がん細胞の増殖を抑えるためだ。

 従来の抗がん剤と併用して使うと、
がんが悪化しない期間が延びたり、
副作用が軽くなったりする効果が国内外の
臨床試験で確かめられた。
 副作用で従来の抗がん剤が使えない
患者では、セツキシマブだけを使う場合
もある。
 欧米では6年前から、日本でも昨年
9月から使われ始めた。

 しかし、欧米と日本では使われ方が異なる。

 個別化治療に詳しい防衛医科大病院の
市川度(わたる)・腫瘍(しゅよう)
化学療法部副部長によると、英国やドイツ、
米国などでは、事前に効く人と効かない人を
遺伝子検査で分け、効かない人には
使わないという。

 検査は、細胞分裂にかかわるKRAS
(ケーラス)遺伝子に変異があるかどうかを
調べる。
 変異があるとセツキシマブを投与しても
効かないことが世界の臨床試験で分かった。
 市川さんは「平均的に言って、切除不能の
大腸がん患者の4割前後は、KRAS遺伝子
に変異がある」と話す。

 ところが、日本では遺伝子検査に健康保険が
適用されないため、効かない患者にも
セツキシマブが使われているのが現状だ。
 昨年9月から1年間で約6000人の患者が
セツキシマブを処方されたが、そのうち4割
前後は効かないケースだったことになる。

 日本では、健康保険が使える保険診療と
保険外の自由診療を併せて受ける混合診療が
認められていない。
 このため、一般の病院では保険診療を
受けながら、遺伝子検査だけを自己負担で
受けることはできない。
 全国の主要な病院などで組織する大腸癌
(がん)研究会(東京都)は「欧米の
ように遺伝子検査をすれば、有効性が
期待できない患者に使わなくて済み、
医療費が大幅に節約できる」と今年4月、
厚生労働省に健康保険の適用を訴えた。

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いつも思うのですが、
何故、当たり前だと思われることが、
日本では、出来ないのでしょうか?

医療費の一律カットとか、医師数の制限とか、
病院のベッド数を減らすとか、
的外れな政策は、実行するのに、

不思議です。

残念ながら、正しい判断ができない人たちが
多数を占めているというこというになりますね。

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