新型インフルによる脳症50人に…7歳最多
新型インフルによる脳症50人に…7歳最多
(2009年10月27日11時05分 読売新聞)
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新型インフルエンザに感染し、インフルエンザ脳症
を発症した患者が7月からの3か月間に計50人に
上ったことが、国立感染症研究所の調査でわかった。
最も多かった年齢は7歳。
5歳以下に多い季節性インフルエンザに比べて
年齢が高く、感染研は注意を促している。
調べたのは、7月6日~10月11日に
16都道府県から報告された脳症。
年齢は1歳~43歳で、最も多かった7歳児は
10人だった。
感染研は、症例を報告した医療機関に調査票を
送り、回答を寄せた20症例をさらに詳しく
分析した。
その結果、全員に意識障害がみられ、11人に
熱性けいれんや気管支ぜんそくなどの
基礎疾患(持病)や既往症があった。
このうち15人は回復したが、1人が死亡。
3人に精神神経障害、まひなどの後遺症が
確認された(1人は無回答)。
全員がインフルエンザ治療薬を服用しており、
発熱当日が3人、1日後が12人、2日後が
3人と、治療薬の効果があるとされる
発症48時間以内の投与が大半だった。
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残念です。
もっと早くワクチンの準備はできたはず。
一刻も早く、ワクチン接種をするしかないようです。
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