口腔内崩壊錠「セレジストOD錠」 田辺三菱製薬
口腔内崩壊錠「セレジストOD錠」 田辺三菱製薬
2009年10月30日 (金) 薬事日報
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田辺三菱製薬は、経口脊髄小脳変性症治療剤
「セレジスト錠」(一般名:タルチレリン水和物)
の口腔内崩壊錠「セレジストOD錠5mg」を
新発売した。
「セレジスト錠」は、2000年9月に
販売されている。
脊随小脳変性症は、小脳または脊髄が変性して
運動失調等の症状が現れる原因不明の神経変性疾患。
厚生労働省の定める特定疾患に指定され、
日本では07年度で約3万人の患者が
認定されている。
脊髄小脳変性症の主症状の運動失調に対しては、
甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TRH)を
注射する方法が唯一の治療法だった。
同剤は、TRHを誘導体化することで
体内での安定性を高め、世界で初めて
TRH経口投与を可能とした薬剤で、
患者の負担軽減に寄与してきた。
新発売された「セレジストOD錠5mg」は、
口の中で素早く溶け、水ありでも水なしでも
服用できるのが特徴で、患者の服薬
コンプライアンスの改善が期待されている。
薬価は1錠1178・90円。
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単に、飲みやすい薬にしたということですね。
服用している人には、少し意味あり。
私の場合、セレジストは何の効果もないので
意味無しです。
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