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2009年10月12日 (月)

NHNスペシャル 原発解体~世界の現場は警告する~

NHNスペシャル 
原発解体~世界の現場は警告する~

2009年10月11日(日) 午後9時00分~9時58分
総合テレビ

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 世界で新たに導入の準備がすすむ原発の総数は
100基にのぼる。

 その陰で初期につくられた原発が役割を終えて
解体されている事はあまり知られていない。

 閉鎖された数は既に120基あまり。
 私たちは原発の大解体時代をむかえていたのだ。 

 国内にも「ふげん」と「東海発電所」の2つが
解体に着手。

 取材クルーははじめて、知られざる原発解体の
現場に密着した。
 そこでは放射線という一般の建物にはない
特殊な環境下での厳しい作業が続いていた。
 次々と関係者の事前の想定を越える壁が
立ちふさがる。

 さらに原発の解体は別の課題を抱えている
こともわかってきた。
 解体した後に発生する大量の放射性廃棄物を
処分する場所が未だに決まっていない
というのだ。
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録画して見てみました。
大変に驚きました。

このまま進めて良いのだろうかと、大変疑問に
思います。

地球温暖化を防ぐために、CO2削減が、必須と
いうことは分かります。でも、単純に、
以下のような問題を放置して、作り続けて良い
のでしょうか?

>解体した後に発生する大量の放射性廃棄物
>を処分する場所が未だに決まっていないと
>いうのだ。

なんという無責任。

世界のどの国も同じというからひどい話しだと
思う。

原子炉は、強い放射線を浴び続けることで、
自ら放射線を発するようになる。(放射化と言う)
この放射線は強く、且つ半減期は長い。
数百年消えないのです。

数百年も安定に何処に保管すれば良いので
しょうか?
誰が、責任を持てるのでしょうか?
将来につけをまわしているだけの、
極めて無責任なやり方だと思います。

それだけではない、原発を作った始めから
解体は想定していたはずなのに、
解体することが考慮されていない構造に
なっているのだと言う。
(安全に稼働することを第一の条件とした
為だと言い、解体は将来の技術で解決
出来る問題であるとの方針だそうです)

原子炉は放射化の為、ロボットで行う。
その為には、製造当初の図面が必要だが
通常の図面保管基準に従っている為、
その図面すらないという。

ドイツでは、既に15基の原発を解体した。
最先端の技術を使用しているが思うように
進んでいないらしい。
1基の解体に1500億円と多額の費用がかかった
と言う。

さらに、17年前に作られたアッセ処分場
では、安定した地質ではなかったという
問題が発生。その問題を国は、10年以上
隠していた。ということがわかり、大きな
社会問題を引き起こし、国民は政府に
大きな不信感を抱くようになったと言う。

日本でも、起こりそうです。

イギリスでも同様で、解体あるいは、解体後の
放射性廃棄物の保管の為に、多額の税金を投入
しており、廃棄物処理に11兆円かかるとも
言われており、原子力発電所敷地内に
貯蔵施設を30億円かけて新設したという
話しもあった。
今も、官民一体で議論がなされていると言う。

日本ではどうか?

官民の議論などは、無いに等しい。
専門家なるものが決めて、政府が国民に
押しつける。
原発の正常運転時に発生する放射性廃棄物の
処理にすら困っているのが現状。
核燃料サイクルは、見通しが立っていない。

耐震性は、どうなのか?
事故も多い。

解体と、解体後の処理の費用も含めて本当に
採算が合うのか? 極めて疑問。
これが、本当に最善の選択なのか?
この際、官民含めて、大いに議論すべきでは
ないかと思う。

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