Aiセンターが“司法過誤”から医療と遺族を守った実例
Aiセンターが“司法過誤”から医療と遺族を守った実例
2009. 10. 14 日経メディカルONLINE
日経メディカル ブログ:海堂尊の
「死因不明でいいんですか?」
長文です。興味のある方は、リンクを参照してください。
ほんの一部抜粋しました。
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警察主導のAi が行われれば、そのAi 情報は
間違いなく捜査情報ということで医療現場や
遺族には公開されなくなってしまったでしょう。
しかも仮に読影能力が低い医師が読影を
すればどんなとんちんかんな診断をされるか、
分かったものではありません。怖いですね。
このケースでご遺族は、医療過誤の立件が
遺族の意思とは関係なしに捜査されることに
非常に驚いたそうです。
また、医療関係者でも司法解剖には心情的に
抵抗があることがよく分かったとのことです。
加えて、このケースは、医師でもない
救急隊員が死亡宣告をし、それを警察が
受け捜査を開始したことが大きな問題
だと考えられます。
最後にご遺族の結論をそのまま、
ここに記します。
「Aiは医療関係者にも遺族にも非常に
有益であることが分かりました」
最後にもう一度繰り返しますが、
こうした事案は現実のものであり、
これは解剖ではなくAi単独施行が、
医療過誤の過剰適用から医療現場を
守ったわけです。
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いろいろ問題ありですね。
驚くことが沢山あり、勉強になりました。
この事例を熟考すべきですね。
もし、遺族が一般の人であったらどうでしょう?
かならずや医療過誤事件化し、無用な混乱を
もたらしたと思います。
このことは、重要なことです。
>Aiは医療関係者にも遺族にも非常に有益
>であることが分かりました
同感です。
早く、体制を整えるべきでしょう。
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