外科系7学会が手術症例データベース構築へ
外科系7学会が手術症例データベース構築へ
更新:2009/10/20 13:48 キャリアブレイン
詳細は、リンクを参照してください。
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日本外科学会など外科系の7学会が
「手術症例データベース」の構築に着手した。
各学会が認定する全国の専門医らによる
手術の実施状況のほか、手術後の回復度合い
などに関する情報を収集。
それぞれの地域や施設でどのような医師が
どういった手術を行っているかや、
地域・施設ごとの医療レベルは適切か、
といった情報を入手できるようにする。
手術症例データベースの構築に参加するのは
日本外科学会のほか、
▽日本呼吸器外科学会
▽日本消化器外科学会
▽日本心臓血管外科学会
▽日本小児外科学会
▽日本乳癌学会
▽日本内分泌外科学会
-の各専門学会。
手術症例データベースでは、ほぼすべての
領域の外科手術を把握するので、小児を
どのような医師が手術しているか、
その地域に小児外科医は適正に配置されて
いるかなども明らかになる。
また、各領域の専門医とそれ以外の医師が
執刀した場合の成績を比較したり、症例ごと
の重症度や難易度などを調整した上で手術
成績を分析したりできるようになる。
さらに、外科専門医だけでなく、その上位
に位置付けられる「サブスペシャリティー」
の専門医の配置状況なども把握できるため、
岩中氏は、行政が施策の方向を検討する
際にも役立つとみている。
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良い試みだと思います。
早く、整備されるよう期待しています。
症例データベースは、手術だけにとどまらず、
もっと拡大できれば良いですね。
今まで無かったのが不思議なくらいです。
よろしくお願いします。
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