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2009年10月19日 (月)

平成22年度科学研究費補助金の新規募集課題の公募停止について

平成22年度科学研究費補助金の
新規募集課題の公募停止について

平成21年10月16日
文部科学省研究振興局学術研究助成課
日本学術振興会研究事業部

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 平成22年度科学研究費補助金については、
一部研究種目を除き本年9月から公募を開始
しておりますが、平成22年度「概算要求の見直し」
に伴い、下記研究種目については平成22年度の
新規募集課題の公募を停止することとなりました。

1.平成22年度新規募集課題の公募を停止する
  研究種目

 (1) 「新学術領域研究(研究課題提案型)」
    (文部科学省より公募)

 (2) 「若手研究(S)」
    (日本学術振興会より公募)

2.留意事項

 今回の措置は、上記二研究種目において
「平成22年度新規募集課題の公募を停止」
するものであり、これらの研究種目で
平成21年度以前に採択された研究課題については、
継続研究課題としてそのまま研究を
実施いただく予定です。
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補正予算見直し:最先端研究支援再び減額
1500億円に

毎日新聞 2009年10月16日 19時19分
と言うニュースもあります。

気になります。

どういう根拠をもって削減しても良いと考えるのか
開示して欲しい。

これで、変更は2度目ですね。
削減ありきのように見えます。

削除しては、いけないものがあるはず。
国が成り立っていかなければなりません。

まず第一は、人です。人がいなければ
何もできません。だから、人の命に関わる
事柄は最優先です。少子化もそう。
人を大切にしないといけません。

次に技術です。(教育もその中に入ります)

資源のない国としては、技術で生きていくしか
ないと思っています。
その為の研究費の投入は、優先課題です。
熟慮すべきは、削除ではなく、
何を研究テーマにするのかを真剣に検討すべき。
無駄な研究というのもあるかも知れない。
その意味での無駄の削除は、あっても良いと
思うが、今回は、そのケースとは思えない。

他国には負けられないのです。

技術立国を目指していないのですか?
世界の競争に負けても良いと?

理由の説明が伝わって来ないので、
なんとも言えませんが、
せめて、今回は、こういう優先課題があるので
できない。
その代わり、今後はこういう方針で
やっていくから、問題ありません。
だから、今回は、削減させてください。
くらいの説明がないと駄目です。

説明責任をはたしていない!

何と比べて優先順位が低いのでしょうか?
私には、わかりません。

実情をよく知っている研究者が積極的に
声を出していかないと駄目です。

統計でみる日本の科学技術研究
で見ると、決して研究費のかけ方が少ない
ようには、見えませんが、
どうなんでしょうか?

「コンクリートから人へ」の方針は、
良いと思います。そうなってますか?

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